【がん闘病】検査備忘録3 造影MRI
検査備忘録その3。
「造影MRI」について書いていく。
造影MRIは、普通のMRIと違い、造影剤という薬剤を体に点滴しながら撮影することで、血管走行や病変部が見やすくなる検査だ。
造影CTとどう違うのかというと、
造影CTではレントゲンで全身の転移がないかどうかを主に調べ、造影MRIでは磁気共鳴装置で局所的ながんの広がり具合を調べるようだ。
先日受けた造影CTと前半は似たようなものだった。
検査の同意書を書いて、検査着に着替え、造影剤の説明受けてをババババと済ませ、
造影剤を入れるために腕に針を刺し、ウヘエ〜〜嫌だ〜〜(ここまで同じ)
私「あのー。先日受けた造影CTでお腹が熱くなったりノドが痛くなったりしたんですが、この検査でもなりますかね……」
看護師「造影CTとは違う薬だし、量もちょっぴりなので何も感じないと思いますよ。でももし何かおかしいことがあったらすぐ教えてくださいね」
良かった、あれは不快だったのであんなふうにならないで済むなら良かった。
造影CTは仰向けだったが造影MRIはうつ伏せに寝た。胸の部分に型があり、そこに両胸をはめ込むような形になっていた。
うつ伏せなので呼吸するのが少し苦しかったが、これが嫌で検査中止にするわけにいかないので我慢した。息できないわけではないし。
大きな音が鳴るので、ということでヘッドホンをつけられ、MRI機械に入っていった。
ヘッドホン無意味なくらいの検査音。
グワーングワーンガガガガガガどるるるるるるるビービービービー
超絶大音量。
MRI検査は子宮筋腫の精査とかで何度も受けたことがあるが、この大音量は何度受けても慣れない。
がまんがまんがまんがまん
10分ぐらいして、声がした。
先生「今から造影剤を入れていきますねー」
まだ入れてなかったのか!
造影剤は、造影CTのときと同様に機械による自動注入になっていた。
造影剤が入ってきても、特に何も感じなかった。どこも熱くならないし、痛いところもない。
とにかく
音がうるさい
これに尽きる。
うつ伏せで動けないし息も苦しくて、もうなるべく無の世界にいようと心を遠くどこかに追いやった。
がまんがまんがまんがまん
30分くらいで終わった。
この検査は造影CTより辛かった。
造影CTの辛さが10だとしたら造影MRIは50だな。
マンモトーム検査は100だな。
※辛さの度合いは個人により異なります
果たして手術の辛さはどのくらいかなあ……2000くらいかなあ……意識の無い状態での手術みたいだから、そんなに無いかな。