【がん闘病】訂正あり 検査備忘録1 細胞診と組織診 | 3月ボサノヴァ(闘病と子育てブログ)

【がん闘病】訂正あり 検査備忘録1 細胞診と組織診

追記訂正(2024年4月1日)

私がやった「針生検」は「マンモトーム検査」とは別物でした。以下に書かれたものは「マンモトーム検査」ではありませんのでご注意ください。すみません。



検査の備忘録。


私がはじめにかかったMクリニックでは、「穿刺吸引細胞診」をした。これはエコーで場所を確認しながら細い針を腫瘍部分に差し込んで細胞を吸い取る検査だ。

麻酔なしなので針を刺されるチクっとした痛みはあるが、苦痛の大きい検査では無かった。10分くらいで終わった。


取った細胞は検査センター等に運ばれて、固定・染色され標本となる。この標本を検査技師や細胞検査士が顕微鏡で見て、最終的には細胞診専門医が診断する。1〜2週間かかる。これは組織診でも同様だ。


そしてその後紹介された大学病院では、「針生検(組織診)」である「マンモトーム検査」をした。この検査ははっきり言って苦痛の大きい検査だった。20分くらいかかった。

乳房から組織を切り出して検査する。「細胞」ではない。「組織」だ。※細胞の集団のことを組織という

細胞数個を見る細胞診よりも精度が高い。


マンモトーム検査の流れはざっくり言うと、


麻酔

エコーで場所を確認しながらハサミつき極太針を差し込む

ハサミでバチンバチンと腫瘍部分の一部を切り、取り出す

ものすごくキツい止血バンドを巻かれる


麻酔をしているので組織を切り取る時に痛みは感じないのだが、バチンバチンという音と振動が怖すぎて「ひいい……」という声を出してしまった。声は出して良いので動かないでくださいと言われた。


そしてその後の止血バンドが、今まで経験したことのない圧迫感というか、とにかくきつかった。これを夜までずっと着けているように指示された。

あと看護師さんから言われたのが、

「固定のため貼ってあるテープはかなり強力です。かぶれ防止スプレーはしていますが、テープを剥がす時に皮膚を傷つけないよう注意してください」

これ。

言われたのにもかかわらず、

テープを剥がす時にうっかりベリッとやってしまった。

皮膚をテープに持っていかれた。酷いことになった。(1ヶ月たった今でも跡が残っている)

そして、針を差し込んだ部分の内出血もあり、2週間くらいは黄色さが残っていた。


この検査は……もう一生したくないな。

でもする可能性はあるな。




ちなみにマンモトーム検査は

「手術」として医療保険金を受け取れる場合があるので、保険会社に問い合わせしてみると良いようだ。(保険会社によって異なる。私が入っている保険では適応外だった)