がん告知その後のふりかえり2 | 3月ボサノヴァ(闘病と子育てブログ)

がん告知その後のふりかえり2

がん告知をされ、手術は必須という話を先生から聞いた。


乳がんの手術というと、

乳房全摘と乳房温存がある。


がんの範囲や転移などを詳しく検査して、全摘が良いか温存(部分切除)が良いか先生の判断プラス私の希望で決めることになる。


 

全摘すると、胸は平坦になる。

さらに脂肪の下の筋肉も取ることになると、骨と皮だけになり、肋骨が浮いて見えるようになるだろう。

温存でも、胸の形は元とは違うものになるだろう。



私はどうなるのだろう。先生に聞いてみた。


私「全摘だと、筋肉まで取り除いて、骨皮だけになるような感じですか?」


先生「通常、筋肉までは取らないです。見た目としては男性の胸に近いイメージになります」


そうか……。筋肉まで取るのはイレギュラーな事なのだな。


私「もし検査の結果、温存でも大丈夫そうなら温存が良いですよね?」


先生「温存だと再発を防ぐために放射線治療が必須になります。基本的に毎日、5週間程度通ってもらいます。全摘ならそれは無いです」


毎日ーーー5週間ーーー!

結構大変だな。


先生「温存でいけそうでも、全摘を選ぶ方もいらっしゃいますよ」


私「検査の結果、全摘が良さそうと先生が判断するなら全摘します。温存でも大丈夫そうなら、考えます」


先生「がんを取り除いたあと、乳房再建というのもできますよ。入院期間は延びますが」


乳房再建。それも見たことがある。再建した胸が不自然な方もいればナチュラルな方もいたが、元の胸とはやっぱり違う。

私はどうしよう。うーん、再建は……無しでいいかな。


胸へのこだわりは元々ない方だ。私の胸は小さい上に授乳により垂れている。美しい胸ではない。別に無くなってもいいし形が変わってもいいや。(とはいえ筋肉までゴッソリは避けたい)

でももし娘が私の手術後の胸を見たらショック受けるだろうなあ。旦那もか。見せないようにしよう。




乳がんは治療の大変さだけでなく見た目の問題もあるのだな、と改めて感じた。