がん告知その後のふりかえり | 3月ボサノヴァ(闘病と子育てブログ)

がん告知その後のふりかえり

昨日、予想外のがん告知を受けた私。


全てのことを聞き終わったあと、先生は言った。


先生「今日はお一人ですか?」

私「はい」


大学病院の乳腺外科の待合室は、夫婦で来ている人が多い。


あ、

そうだよ!

そうだよ!

こういうのって、夫婦で聞くものじゃないか?


というか、ヤバい結果を伝える時って、

「ご家族の方と一緒に来てください」

とか、あらかじめ連絡があるんじゃなかったっけ?


なんなら、本人告知はせず、家族にだけ伝えるという時代もあったくらいだよね?


※ちなみに、昨年義母に難病が発覚した際は「大切なお話があるので旦那さんも一緒にいらしてください」という電話があったらしい


まさか結果がこんなに悪いなんて予想していなかったので油断していた。旦那と一緒に受診するなんて思いつきもしなかったわ。


まあ、そんな状態ながらも、ちゃんと一人で冷静に話を聞けたので良かった。強いな自分。自画自賛。


次回は旦那も連れてこよう。


旦那に結果を伝えたら、かなり動揺していた。うん、そうだよねえ。

娘・うめてんにはまだ伝えていない。どう伝えるか考えないと。




乳腺外科での告知診察の後は

婦人科診察に行った。(もともと子宮筋腫の手術の日程を決める予定になっていた)


乳がんの件は当然婦人科の先生にも伝わっていて、めっちゃ優しくしてくれた。

まずは乳腺の治療に専念して、

子宮筋腫は後で手術出来るから、大丈夫。と。


そりゃ、優先度は悪性(乳がん) > 良性(子宮筋腫)だわな。

子宮筋腫とサラバできると思ったのだが、まだしばらくお付き合いが続きそうだ。




その後は

採血や心電図、レントゲンなどの検査をし、

後日造影CTや造影MRIを受ける予約をした。




それで帰れるかと思いきや、看護師さんからお話がありますと呼ばれた。


メンタルケアだ。


気持ちが落ち込んだり、

どうしたら良いのか分からなくなったり、

不安で仕方なくなったら

相談機関があります、


という紹介だった。


「乳がん患者友の会」みたいなのも教えてもらえた。


そしてかなり細かいメンタル・身体的アンケートを渡され、次回提出してくださいと言われた。


あー、そういうフォローも大切だよねえ。ショック受けるもんねえ。


なんだかんだ

他人事のように感じてしまうのは、

自己防衛なのか、それとも。


なんか働いていたころを思い出すなあ。

今は「患者側」な自分。不思議な感じだ。

これが他人事に感じる原因なのかもしれない。