知能検査を受けた | 3月ボサノヴァ(闘病と子育てブログ)

知能検査を受けた

娘・うめてん。小学4年生。

療育手帳更新のため、2年ぶりに知能検査(田中ビネー式)を受けてきた。


結果は


👩🏻‍💼「前回より伸びてますね。……この数字だと、療育手帳は非該当になります」


あーーーー

ついに非該当!


数字は教えてもらえないのだが、

探ったところ、おそらくIQ90?くらい。

伸びたことは素直に嬉しい。

そしてもう、手帳の恩恵は受けられなくなる。(精神の手帳は希望したら出してもらえるらしい)


テストの内容も教えてもらえないが、

どんな事が苦手なのかは教えてもらえた。


👩🏻‍💼「立体的な物の形を想像したり、立体の数を数えるのが苦手ですね」


あー。シルエット問題とか、積み木の数を数えるやつかな……。いかにも出来なさそうだ。


👩🏻‍💼「状況を把握して、誰がどんなことを考えているのかを想像する事が苦手なようです」


それは!

まさにあの有名なサリーとアン問題じゃないのか?

確認しなかったが、きっとサリーとアン問題みたいなやつだと思う。まあ解けないのは予想通り。


👩🏻‍💼「人の表情から、怒っているとか喜んでいるとか想像するのが苦手なようです」


どえええええーーーー!!!それは意外!えっ!?幼少期に死ぬほど訓練したのに忘れたの?

「笑っている顔は、どれかな?」とか「悲しい顔は、どれかな?」とか、凄まじい回数を繰り返しやったのに!とっくに分かっていると思っていた。


状況で人の気持ちを想像できないだけでなく、表情を見ても人の気持ちが分からないとなると、もうどうしようもないではないか。うめてんに怒りを伝えたい時は、私は怒ってるよ!と伝えないといけないのかなあ。


👩🏻‍💼「あとは、私が話している時でも勝手に喋り出したりしてしまったり、今は静かにしてねと注意しているのに喋り続けたりしてしまていました」


えーー!そんなことも。うーん、それは良くない。なんて自分勝手な奴なんだ。


その後は普段の様子や困り事についての聞き取りをされた。

話が噛み合わないことがあること、友達がいないこと、中学進学についてどうしたらよいかなど色々と伝えはしたが……


👩🏻‍💼「学校の先生や、療育センターのお医者さんなどとも相談してみてください」


ま、そうだよね。なぜ聞いた?

話を聞いてもらっただけでも心が整理されたような気がして良かった。


最後に、いちばん聞きたかったことを聞いてみた。


滝汗「あのー。人の考えていることを想像できなかったり、人の話を聞けなかったりって、知的なものから来るというより自閉から来る問題なんですかね……」


👩🏻‍💼「それは何とも言えないですね」


うん。こちらも、まー、そうか。

知ったところでどうしようもないし。対策をとったところで劇的に改善とか無理だろうし。


でもさ、人の考えを想像するとか、人の話を聞くって、人生においてものすごーーーーく大事なことだと思うから、なんとか改善できるといいなあ。


ともかく、

無事に大イベントが終わって良かった。

うめてんはグッタリしている。疲れたよね。


次は1年に1度の児童精神科診察だ。予約を取らなくては。