2日目は山の神温泉の日帰り温泉施設、なごみの湯で温泉三昧。

なごみの湯は温泉旅館の優香苑に2019年にオープンした日帰り温泉施設です。

優香苑の温泉となごみの湯の温泉のどちらに入るか悩みましたが、入浴料とランチがセットになったお得なチケットがあるなごみの湯にしました。

まだ新しいので、とでも綺麗な施設です。


内湯は熱め、広い露天風呂はぬるめで、ずっと入っていられるお湯ですが、日当たりが良すぎるため、日陰になる端のほうで湯に浸かります。

ぬる湯はだらだらゆっく浸かれるので好き。

鉛温泉は無色透明なお湯でしたが、山の神温泉は湯の花が浮いているお湯で、源泉掛け流し。

本当に、それぞれの旅館でお湯質がちがうのですね。他も行きたくなるなぁ。


なごみの湯の温泉を堪能したあとは、施設内のレストランでランチ。

日帰り入浴料が900円ですが、このランチをつけて1800円。

天ぷらたくさんで美味しかったです。


食後は、荷物をなごみの湯に預けてまた戻れるようにさせてもらい(とても空いている日だったので、特別に許可いただきました)、優香苑のラウンジにお茶をしに行きました。


こんな周りになにもないところに、立派な旅館です。敷地広い!


宮大工建築の天井が美しいロビー。


巨大な南部鉄器釜。


ロビーのある本館の周りに客室棟が何棟もあり、贅沢なつくりです。

こんな立派な旅館が?集客は平気なのかしら?と余計な心配をしてしまいましたが、グランベルホテルアンドリゾーツの旅館だったんですね。

以前、軽井沢のルグラン旧軽井沢に今回の旅行で同行した友人と宿泊したことがあるのですが、優香苑は同じグループ系列でした。

ルグラン急軽井沢で、山の神のめぐみというオールインワンのジェルが販売されていて、その時にお土産に購入したのですが、なるほど、この山の神温泉の商品だったのね。

優香苑のお土産処で、そのジェルを発見し、友人となるほど!と。ルグラン急軽井沢もよかったものねー、ここも次回、宿泊してみたいねと。



花巻温泉郷は、藤三旅館の他にも、大沢温泉 湯治屋、中嶋旅館などの渋い秘湯感ある旅館にも泊まりたいけれど、優香苑のような綺麗な旅館もやはりよいなぁと。次回来る時はどこにするかを迷います(笑)。



なごみの湯

駐車場がかなり広くて、季節によってはかなり混雑するのかしら。


東北旅、2日目は、この山の神温泉でただただのんびり過ごしました。


山の神温泉でゆっくり過ごした後は、新花巻駅まで行くのに、送迎はないため、バスで向かいます。

なごみの湯でバスの時間を確認し、バス停へ。
まわりはなにもなく、車もあまり通らず、1人だったら待つのは嫌だなぁというような寂しいバス停。

私たちは、新花巻駅近辺でお土産や駅弁を買おうと思っておりました。
花巻温泉へ行かれ方、もし他の観光地によらず帰る場合は、立ち寄った旅館でお土産は購入したほうがよいです。
駅近辺ではあまり良いものは買えません。
駅弁も夕方16時には売り切れていました。

花巻温泉、とても良くて、また来たい!と思うのだけれど、サービス面でいろいろと惜しい。
旅館で質問したことにあやふやな回答だったり、前持っての説明が不足していたり。帰宅後、数日前に花巻温泉のとある旅館の駐車場に熊が出たとニュースで見て驚愕。私たちがバス停でバスを待っていたときに、熊が出ていたらと思うと、なぜ注意喚起がないのでしょう。
そして、なんといっても送迎バスの少なさ。
これだけ、いろんな湯が楽しめるのだから、周遊バスを走らせて欲しいな。誰もが車で旅するわけではないのですから。
宮沢賢治関連も温泉も食もお酒も、もっと上手く盛り上げることができるのではないかしら。
また訪れたいからこそ、サービス改善を望みます。
平泉に行ったとき、タクシーの運転手さんが、平泉観光後は盛岡に移動する人が多いと話してくれました。盛岡は、昨年のニューヨークタイムズで、2023年に行くべき52箇所の2位に選ばれたので(なぜ?ですが(^^;…)、外国の観光客が増えているそうです。

新花巻駅にも、大谷くんコーナーなどがありましたが、それより、お土産店や駅弁など、もう少しなんとかならないかなぁ。
結局、新幹線で食べるものは買えず、東京駅構内のまい泉でカツ丼を食べてから帰宅しました(^^;


東京駅はやっぱり凄いと改めて思った次第(笑)。

花巻温泉郷、いろいろ惜しいとは思いましたが、また訪れたいと思うよい温泉地でした。