3月17日の日曜日、東京国立博物館で開催中の「建立900年 特別展 中尊寺金色堂」に行ってきました。


平泉に、中尊寺に行きたい行きたいと思っていたわたし。向こうから東京にやってきてくれた!


中尊寺はたしか小学校の高学年の頃に家族旅行で行ったきり。キラキラの金色堂の記憶はあるものの、他はなにも覚えていませんでした。

3年くらい前にNHKのプレミアムカフェで2011年放送の「平泉 よみがえる黄金都市」を見て、その螺鈿や蒔絵などの細工の美しさに衝撃を受けました。とにかく本物が見たい、平泉に行きたいと願いつづけ、実は今月、彼の地を訪れます。 


ですが、どうしても日程調整で、中尊寺展開催のさなかでの平泉への旅になってしまうので、旅の前に国宝の11体の仏像には上野に会いに行ってきました。


「建立900年 特別展 中尊寺金色堂」は東京国立博物館の本館一階での開催です。

本館一階での開催ですと、展示面積は広くないのですが、なかなか魅力的な展示でした。


金色堂中央の須弥壇に安置されている国宝の仏像11体、工芸品や、持国天・増長天、紺紙金銀字一切経(中尊寺経)などを間近で見ることができます。


《国宝 中尊寺金色堂須弥壇格狭間孔雀(中央檀)》

中尊寺展ポストカード


《左:増長天立像 右:持国天立像》

中尊寺展ポストカード


また会場内の大型ディスプレイでは、8KCGによる原寸大の金色堂を再現して展示されています。

こちらは、写真撮影可能。

こんな展示が見れるなんて、良い時代になりました。


中尊寺展の後は、久しぶりに国立博物館の常設展示も堪能して、お昼時間はとっくに過ぎて、お腹もぺこぺこに。

この日は日曜日でどこも混雑しているので、お店に並ぶ気にもならず、キッチンカーでパスタを買い、ベンチでいただきました。

大好きなゆりの木の近くのベンチで、のんびりランチ。


東京パスタマンズというイケおじ2人が切り盛りしているキッチンカーで買ったパスタが、結構美味しくて満足でした!

相方はボンゴレ!


わたしはイカと明太子!


しばらくのんびりまったりしたあとは、この日のもう一つのお目当ての、上野東照宮へ。


なんだかいつの間にか、お守りと御朱印の授与所や、御神木を眺める静心所など、綺麗に整備されていました。

御神木の大楠が美しいです。


3月の限定御朱印


そして、お目当てはこのお守り。

こんな立派な木箱でいただけた昇龍守。

徳川家康の月命日の17日限定でいただけるお守りです。(今は感染対策ということで16、17、18日の3日間、授与されます。)

今年は辰年だし、記念にいただいてきました。

家康公の御命日は4月17日だそうで、今月の17日は特別な御朱印もいただけるそうです。


明治の神仏分離令で、寛永寺に譲渡された五重塔。



境内内のぼたん苑の春のぼたん祭は4月9日からですが、ぼたん苑の入り口に美しい牡丹が飾られていました。

牡丹、大好きなので、ぼたん祭開催中にまた来てみようかしら。

桜の花見の混雑が落ち着いた頃に足を運んでみたいと思います。