乙女のトキメキアメブロがはじまった14年前、あなたは何をしてた?ニコニコ

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14年前の私は、、nobodyknows+の『ココロオドル』やケツメイシの『さくら』がかかるヤンキー車に乗ってキラキラした群馬の17号を走っていた。


大学生になってそこはFランク大学だったため、俗に言うDQN(ヤンキー)の人達もたくさんいた。


私と仲良くなった同じ学科のアイちゃん(仮名)はヤンキーの男の人にも普通の男性にもめちゃくちゃモテる女の子だった。


どんな男の人もミステリアスなアイちゃんに惚れてしまった。毎月、誰かに告白されてはフッていたアイちゃん。


そんなモテモテなアイちゃんの横でハイスクール奇面組の千絵ちゃんのような非もてキャラクターの私。唯ちゃんがアイちゃん(笑)


アイちゃんといると、今まで出会えなかった男性もたくさん話しかけてきた。金髪ヤンキーの○○くん、文化祭実行委員の委員長の△くん、どんな男性とのデートも初回は私が何故か同行した。


私は人のデートの邪魔はしたくなかったけど、アイちゃんから、どうしてもお願いだからついてきてって頼まれた。


14年前の夏、ヤンキーの○○くんがアイちゃんに告白をした。その前に何度か○○くんとアイちゃんと私で遠くの街まで夜通しドライブした。


夜中走って茨城県の大洗とかにも行った。


ヤンキーの○○くんが乗ってるクラウンにアイちゃんと二人で乗りこんで、スピード違反の大音量でケツメイシやnobodyknows+がかかってる電球ピカピカの車内。


小学校、中学校とひどいイジメを受けて高校もすぐ辞めたオタク引きこもりの私にとって、タバコ臭い光キラキラの車内はすごく刺激的だった。


今も大音量の音楽とタバコの匂い、強く覚えてる。


夜中の高崎の大きなビル街。前橋で見た朝日。岩槻で見た大きなゲームセンター。全部、全部、初めての世界。


アイちゃんのおかげで世間やヤンキーの世界や夜中の街の姿を少し覗けた気がした20歳そこそこの私。悪も善もない子供のように素直な私はただただ楽しかった。


私の青春のような気がした大学時代。ただただ自由だった青春時代。