夏休みの臨時スタッフ | 夏は快適、冬は極寒の地

夏は快適、冬は極寒の地

日本人の私、ドイツ人の夫、二人の会話は英語、住んでいる地はスウェーデンの北の果て、なんともインターナショナル??

夏休みが今週から始まり、3人の臨時スタッフがやってきた。
皆、若く、たぶん20代だろうと思われる。
そのうちの一人、サーラが火曜に来た。
オフィスに入ってくるなり、積極的に自己紹介。
彼女はすごーく白い顔している。
芸者?かと思うほど白い。

その日は私にくっついて、一緒に利用者さん宅を周ったけど
緊張してしまった。。
前もって「私、スウェーデン語うまくないので
うまく説明できるかわからないけど
何かあったら聞いてね」と言っておいたにひひ

利用者さん宅では、早くも人気者。
人気者、というか、男性利用者さんは彼女を
ラブラブ!って感じの目で見ている。

利用者Kさん(男性)は、彼女から自己紹介をされて
発した最初の言葉は「君、きれいだね・・」だった。
その後も何度も「きれいだね・・」を連発するKさん。
冗談で「Kさん!彼女にきれいって言うけど
私には一度もそういうこと言ったことないじゃない!」と
いじわるしてみたけど、、無視された。。(聞こえてなかったらしい)
Kさんに朝ごはんを出し、サーラが片付けをしていると
Kさんはサーラの背中をじっと見つめている。
ラブラブ!←こういう目で・・・。
「Kさん、サーラを見つめてばかりいないで、
朝ごはん食べないと!」と何度か言ってみたものの
目はサーラを追うKさん・・・。得意げ

食事をまともにとらないEさん(男性、”嬉しかったこと”のところで
書いた利用者さん)のところでは、彼女に挨拶されて、
Eさん、心なしか頬が赤くなったような??

気難しいBさん(男性)は、笑顔で自分からサーラに話しかけている!!
見たことないよ、そんな笑顔!!・・・と思わず嫉妬する?私べーっだ!

もう一人、気難しいEさん(女性)は、新人とか若い人を嫌っているのに
サーラは受けいられ、楽しく話をしていた。

別の利用者Kさんのところでは、特に何も言っていないかったけど
後にKさんのところへ行った他のスタッフによると
「サーラのこと気に入っていたよ。名前も一度で覚えていたし」
だって!

・・とまぁ、彼女の評判はとてもよいようだけど、それは
利用者さんに対してだけではないと感じた。
他の人はわからないけど、私は彼女をとてもいい人と思う。
なぜなら、、、
昨日の休憩の時、一緒の席に座った。
周りに他の人はいなかった。
彼女はお茶を飲んで、私は食事をしていたんだけど、
私がいる間は(私の目の前では)彼女はスマホ(って言うの?)を
一切いじらなかった。
テーブルの上に置きっぱなしで、私の相手をするのに(?)
集中してくれたのだった。
他のスタッフは私しかいないと(他の人がいても、だけど)
たいてい、スマホをいじっている。
まぁ、話下手の私にとっては、気楽と言えば気楽なのだけど、
ちょっと嫌だな、とも感じる。
存在を無視されている感じがして
好きではないのだ。
(私はスマホは持っていないけど、例えば何かを読んでいて
誰かが来たら、読むのをやめる)
せっかく話し相手になってくれようとしているサーラと
会話しようとするのだけど、どうも続かず・・。
逆に申し訳ない気持ちになってしまったけど。