警報アラームテスト | 夏は快適、冬は極寒の地

夏は快適、冬は極寒の地

日本人の私、ドイツ人の夫、二人の会話は英語、住んでいる地はスウェーデンの北の果て、なんともインターナショナル??

スウェーデンに越してきて、ストックホルムの日本国大使館に
在留届を出したら、スウェーデン情報が送られてきた。
すでにスウェーデン在住の日本人からも
聞いていたけど、重要情報の一つとして
年に4回、警報アラームのテストがある、とのことだった。

テストは3月、6月、9月、12月の第一月曜
午後3時に行われる。
年に4回なので、聞き漏らすこともあったけど、
実際に聞こえてきたときには、びっくりした(大きな音だったから)のと
同時に、あーこれがそうなのか、と思った。

詳しい内容は知らなかったけど、その後、看護助手のコースを
受けたとき、テキストにそのアラームテストのことが
載っていた。
それによると、
アラームには4種類あって、
「重要なお知らせ(?)」
7秒アラーム、14秒の空き(?何も鳴らない)が4回繰り返される。
「軍備(戦備?)警報」
30秒アラーム、15秒の空き、が2回繰り返される。
「空襲警報」
15秒アラーム、15秒の空き、が3回繰り返される。
「警報(?)終了」
30~40秒アラーム

ちなみに、年に4回のアラームテストは
「重要なお知らせ」アラームが2分鳴った後、
90秒の空きがあり、「警報終了」のアラームが鳴る。

テストがあるときは、例えばラジオを聞いていたら、
「15時からアラームテストがあります」というアナウンスが
流れたのち、そのアラームが聞こえてくる。
でも、ラジオを聞いていなかったら・・??

ついでに言うと、たぶんすべてのアパートには
防空壕みたいな部屋があるはず。
私が今、”住んでいる”アパートにもそれがある。
アパートの地下にあって、頑丈な2枚のドアもある。
(同じ階には、個人個人の物置もある)

ところで、アラームテストについて、夫から面白いことを聞いた。
そのテストがあった日、夫は車を運転しながら、音楽を聴いていた。
(夫はそのテストがあるとは知らなかった)
すると、突然音楽が止まり、ラジオが勝手について
「15時からアラームテストがあります」
と聞こえてきたというのだ。
それを聞いたときはびっくり。
ラジオが勝手にオンになる?!
でも音楽も聞いていなかったら、どうなるんだろう??

ちなみに、そのアラームテスト、キルナの町中ではよく聞こえる。
しかーし!ユッカスヤルビでは聞こえない!
それってどうなのよ?!
もっとも、キルナ(ユッカスヤルビ)じゃ、戦争なんてありえなさそうだけどさ・・・