前置きが長くなるとアレなので、最初に私の今の自炊環境を書いておきます。
1. PC:Windows10
2. 裁断機:DURODEX 自炊裁断機 ブラック 200DX
3. スキャナ①:Canon スキャナー フラットベッド カラー CANOSCAN LIDE 400
4. スキャナ②:富士通 PFU ドキュメントスキャナー ScanSnap iX1600 (ホワイト/両面読取/ADF/4.3インチタッチパネル/Wi-Fi対応)
使用する順番としては、
3. → 2. → 4.
です。
現在の作業手順は
1) CANOSCAN LIDE400でカバーと表紙をスキャンします。
2) Windows10のペイントで余分な部分を除いてトリミングし、保存します。
これは、スキャナのAIに認識を任せていると、スキャンが上手くいかなくなることがあるためです。
大きめにスキャンして、余分な部分を切り取ります。
3) 200DXで書籍のくっついている部分を裁断して、バラバラにします。
糊付けの加減で裁断する厚さは難しいのですが、(※1)を目安に微調整しています。
4) ix1600でバラした書籍を一気に読み取ります。
5) Windows10の印刷機能で、jpegのファイルを1つのpdfファイルにしてタイトルをつけます。
6) googleドライブ等を利用して、タブレットに転送してあげたら、自作の電子書籍の完成です。
大雑把に書くとこんな手順です。
元々は薄い本を電子化するために始めたので、家庭用のキヤノンの複合機を使ってスキャンしていました。
ただ、これを普通のコミックスや文庫・新書・ハードカバーの本でやろうとすると恐ろしいほどの時間と手間がかかるので、新しい環境を揃えて実験しながらやっています。
200DXはたいていの書籍を簡単に裁断できるのですが、厚めの文庫や新書はそのままだと裁断できないので、カッターで分割してから裁断します。
それについては別の記事で。
※1:(個人的な基準による)裁断の目安
A4判:20.7cm
B5判:17.7cm
A5判:14.6cm
B6判:12.6cm
新書:11.6cm
新書(縦長):10.7cm
少年漫画サイズ:11.2cm
文庫判:10.5cm