今日は約一年ぶりの
「抱っこ」の日でした

抱っこ法、とは
子どもが
出そうに出せなかった感情を
ママとホルダーさんとで
一緒にゆっくりと
解放してあげるセラピー?
のようなものです

子育てをしながら
親が自分自身を
育てていく

そんな感じの言葉が
ピッタリかな


いつも私は
下和田実さん
通称ピカピカさんという方に
大阪から来てもらって
セッションをしてもらっています

以前の記事で書いた
2才半の娘との
涙の卒乳式


実は後日談がありまして、
そのあと赤ちゃんが生まれて
まんまと
赤ちゃん返りなるものを
してしまい、
数秒ですがおっぱいを
吸うことをやめれて
いませんでした

でも、
おっぱいは赤ちゃんもの
という意識はあるようで
数秒くわえたら
すぐに離して満足していたので
私も「まあいっか」と
思っていました

そんな中
二ヶ月が過ぎて
少しずつおっぱいを
求める回数が増えていき、
夜中に起きて泣いたり
するようになりました

娘は前のように
満足いくまで
飲めないし、
先に弟が飲むことが
ほとんどだし、
たまに私に断られたりするし

そういったストレスが
少しずつ溜まっていって
いるのだと感じました

抱っこしてほしいと
来られても
「ちょっとまってね」
と言われることも多々あり
さらにストレスだったと
思います

それでそろそろ
ピカピカさんに
来てもらって
娘の感情を吐き出させて
親子の絆を深めたいと
いうことになったのです


この抱っこ法は
時には子どもが
時にはママが
どちらがメインで
癒されていくかは
その時によるので
それも面白いのです

今回も娘をと
思っていたのに
なんと私の方だったという
流れになりました


色々と話をしていく中で
私の方に
おっぱいを離れることへの
未練が執着が
まだ残っていることが
浮き彫りにされてきました

そして
おっぱいをあげたいと
思う反面、
でも「違和感」も
感じていたのです

それは、
赤ちゃんよりも
大きな身体をしている娘が
おっぱいを飲んでいる姿に
違和感

赤ちゃんに
吸い付かれたときの感覚と
娘に
吸い付かれたときの感覚が
違うという違和感

お乳は赤ちゃんのものだから
娘に飲まれるのはちょっとイヤで
赤ちゃんに残しとかないと
と思ってしまう

そしてその違和感を
感じている自分もイヤだから
なんとかその気持ちを
やり過ごしてました

まだ飲んで欲しい気持ちも
実際にはあるし…

でも
ピカピカさんが
娘の方に聞いてみると、

言葉で表現出来ません
わーん、わーんと
泣きながら
足をバタバタとして
怒りながら泣いています 


どうやら
本当はもうおっぱいやめて
おねえちゃんになりたいの
という気持ちが見えてきました
(ここがこの抱っこ法の
醍醐味~✨)


表面上は娘がおっぱいを
せがんでいるようですが、

実は実は
私の気持ちを汲んで
おっぱいを
飲み続けてくれていた
ということなんです


それが解ると、
私の心の中に


まだまだ赤ちゃんで
いてほしい

いつまでも私のもので
いてほしい

離したくない

私が産んだ私の赤ちゃん


という、
解放して
もう残っていないと
思っていた想いが
また込み上げてきて
涙が溢れました


ぴかぴかさんは
色々な方法で
私のこの不自然な愛を
手離せるように
促してくれました


でも、
私はこの感情を
手離したくなくて
ギューーっと
掴んでいました



わたしのもの
わたしの宝物
わたしの赤ちゃん

わたしのお腹から出てきた
わたしが産んだ
わたしだけの愛しいもの

これ以上の幸せなんて
今以上の幸せなんてない




そんな想いが溢れてきて
その想いをどうしても
離したくなかった


その間、
抱っこしている娘は
泣き続けていました

ピカピカさんに
「今を生きたいの?
それとも
過去を生きたいの?」
と聞かれ、


「………。今………だとハッキリ言えない…。」


しばらくの間
そんな葛藤と
向き合いながら
私も泣いていました



そして…


ふと、
手を離せました




それは、
諦めにも似た
感覚でした



成長はだれも
止められない

私は神様の作った
システムに
ずっと反抗して
まさに
赤ちゃんのように
ダダをこねていたのです




いつまでも
あかちゃんじゃないよ

わたしも
おねえちゃんになりたいの

すこしずつ
おおきくなるから
ママみまもっててね


娘はずっと
そう言いたかったのです



私が気づいた瞬間から
娘は私の腕の中で
スヤスヤと眠り出しました


まだ少しだけ
残っています


握りしめていたい感情が


すこしずつ、すこしずつ
手離していきます


その感情を手離しても
私たちの絆は
離れないと
分かったから
きっと大丈夫



ピカピカさんに
言われました


「ママの卒乳式やな✨」


ですねmakovv



さっき寝かしつけの時に
いつものように
「おーーっぱい~~」
と言ってきた娘に



ママはね、
りーちゃんに
ずっとあかちゃんで
いてほしかったの

ずっとママのあかちゃんで
いてほしかったの

だからおっぱい
のんでもいいよって
いってたの

だけど
りーちゃんが
ほんとうは
おねえちゃんに
なりたいって
わかったから

ママは
りーちゃんが
おねえちゃんになるのを
おうえんできるママに
すこしずつなるね
がんばるね


だから
おっぱいのむの
やめようね

ふたりで
がんばろうね



と言いました


すると
いつもなら
そこでグズったり
大泣きして
絶対に絶対に
おっぱい吸うまで
泣き叫ぶ娘なのですが、

なんとなんとなんと!


「ハイ~ニコ

と、一言…
そして


「ママ~おうた
うたって~」

と言い、
歌ってあげるとコテンっと
すぐに眠りましたmakovv



おっぱい星人の娘は
おっぱいを拒否すると
それはもう泣きわめいて
止まらないので
もう信じられない!

こんなこと
産まれて以来初めて!


こうやって
ちゃんとちゃんと
気持ちは通じ合ってて
私たちは
絆で結ばれてるmakovv

改めて
今日感じることが
できました





家に帰ると
郵便受けに入っていた
ダイレクトメール


開けてみると
こんなものが
入っていました




ほぎゃあ ほぎゃあ ほぎゃあ
抱っこ? おっぱい? それともおむつ?

んぎゃあ んぎゃあ んぎゃあ
暑いの? 寒いの? ねんねかな?
 
あぎゃあ あぎゃあ あぎゃあ
うん、うん。そうか。
ただ泣きたいときもあるよね。

さあ、おいで。
 
この手に伝わる確かな重さ。




ほにゃあ ほにゃあ ほにゃあ 
あなたをはじめて抱いたあの日。

なんて弱くて軽い体。
なんて強くて重い命。

そうっとそうっと抱きよせて
ありがとう、とキスをした。
 





ねえ、あなたの目に映る、この世界はどう?
おなかの中より寒い? こわい? 心細い?

ほぎゃあ ほぎゃあ ほぎゃあ
泣きたくなること、いっぱいある?



だいじょうぶだよ。だいじょうぶ。

私がいるから、だいじょうぶ。
さあ、手を伸ばして。触れて。感じて。

あなたのまわりに広がる、
嬉しいこと、楽しいこと。
美味しいもの、美しい場所。
愛しい人。

あなたを創る、全ての出会い。

いっしょにひとつずつ見つけていこう。





やがて
あなたの世界は広がり
もっと先へと
進みたくなる。

ひとりで歩き出すその日、
あなたは
どんな顔をするんだろう。




ねえ、だから今
あなたに見せたいものがある。
感じてほしいことがある。

真剣な顔、びっくり顔、
困った顔に、その笑顔。
はじめての顔をたくさん見せて。

あうー、ぐぶう、
ああっ、だーっ。

はじめての声をたくさん聞かせて。





「その日」につづく、
今、この時。
あなたのいろんな「はじめて」を
いちばん近くで見ているからね。

さあ、今日は何して遊ぼうか。






こんな出来事のあとに
この本…

また涙が溢れました



私への
神様からの贈り物


たくさんの贈り物を
たくさんの豊かさを
今日また
受け取りました




一人ひとりの母親の愛に
正しいも間違いもない


正解なんてない


みんな子どもを
愛してる


ただ、
子どもは
応援してほしいだけ


自分の足で
歩いていくことを