、とある日曜日、ご近所散歩のつもりで出かけた地域イベントで、私にとって自分を知る大きなきっかけになった出来事がありました


夫の身体を労わるつもりで、何気なく受けた、あるリラックス療法


タイに伝わる伝統療法だそうで、木槌を使って全身をほぐしていくのだそう


イベントなので、さわり程度ですが、と言われ、先ずは夫から


表情見てるだけで気持ちいいのがわかるほど

終わった後もしきりに身体が軽くなった、と珍しくかなりのお気に入り

こうゆうヒーリング系、冒険しない人なんですが



そして、私の番に


全身を確認しながら軽い会話で始まるはずが、突然黙ってしまった施術者


そしていきなり「そんなに大変だったんだ〜。でももう大丈夫だからね」と、優しい声が頭上から聴こえて来て


一瞬、誰に話してるのかわからず、でも私しかいなくて



あの…
私の身体に話しかけてます?と問うと、静かに、はい、と



そして、また暫く身体をさすり、「どこがどう、というより、今一番必要なことはハグ」と


「薄いガラスのような、傷つきやすく壊れやすい、純粋な心の持ち主ですね。
まるで、無垢の少女のよう。
こんな人に初めて会いました」と



誰?
私?
たしかにメンタル弱いけど、無垢な少女って…

私、そんなピュアな部分持ってないよ
大丈夫?この人、って思った途端、何故か涙が溢れてノンストップ状態


私のこと何も話してないし、初対面の人なのに、言葉にならない感情がじんわりとしみてくる感じ




小さい頃から、リーダーシップがあるとか、明るいとか、積極的とか言われていたのだけど、
そしてそれが自分と思っていたのだけど、
どうやら私の中には全く違う自分がいて、その存在に気づいていなくて、人から受けた言葉で改めて気づかされた自分の本来の姿が、思ってもない人物像だったことにびっくり


でも正直、この人がびっくりしちゃうほど私の中身は悲鳴をあげてるの?

自覚は全くないけど


もしかして、病気がヤバくて私の命は風前の灯?
それか、メンタル崩壊?

そんな考えが頭をよぎる



すると、背中を軽く触って、「ここがパンパン!悲鳴をあげてる。もう何も入らないって。よく、人から相談されません?」と言われ、確かにそうかも

なんでも聞いてくれそう、と良く言われるし
誰かが自分の話を聞いてくれるだけで、ふっと楽になることもあるしね

っと、ここでハッと思った


私、人に相談したり吐き出したりしたこと、あまり無いかも



昔、酷く辛いことがあった時に少し吐き出した事がある

でも、その時聴いてくれた人は嫌そうな顔をしていたの
そりゃそうだ
楽しい話じゃなく、不愉快になる話だもの

その時、吐き出す自分はよくても、これを聞かされる相手にとっては迷惑極まりないんだな
私は自分の勝手で相手を不愉快にさせてるんだな

と思ったら、それ以降、私の言葉で人を不愉快にさせたく無い、と思ったんだよね


人の話を聞く事はあっても自分の相談や悩みは話さない




そこへきて、私の悪い癖
考えすぎること
深くではなく、とりとめのない事をあれこれ同時にいくつも考えちゃう
ある種妄想気味



例えばライン
基本的に友達とのラインは挨拶から入り、締めの挨拶で終わる、電話と同じ

こんにちはー

主題

またねー

みたいな




でもある人はわりとダイレクトに主題のみ
ってことがよくある


用件が終わるとそのままバッタリ途切れる

なんとなく挨拶兼ねてスタンプ送信しても既読スルー

最初悩みましたよ
私、失礼なことしたかな、とか
地雷踏んだ?とか

既読スルーなんて、自分の中では相手を拒否するイメージだから

でも多分他意はなく合理的なだけなんだろうと

そんなんが何回かあり、最近ではこちらも既読スルーにしてるけど、なんだか収まりが悪い感じで、正直その人からのライン自体がちょっと負担


割り切ればいいだけの、1人空回りだとわかっていても、それができない馬鹿正直的な要領の悪い自分にちょっといらついたり



それに人の目を意識しすぎる

これを言ったら、相手から喜ばれるかも
こうやったら失礼かも
雑用係を自分から引き受けたり
基本人が喜ぶのが嬉しい人なので

でもね、そうするとだんだん私は便利な存在となり、やって当たり前になってくる
そうするとムラムラ湧き上がる不満

言い出しっぺなのに、口先だけのようなありがとうじゃ納得できなくなる

お礼が言われたくてはじめたわけじゃないのに、割り切れないセコイ自分



人に対する不満と、そんな自分に対する自己嫌悪


で、そんな気持ちや考えを誰にも言わず、自分の中に溜め込んでるうちに(溜め込んでる自覚すらない)知らず知らずに自分を追い込んでいたのかもしれない



こんな事、改めて考えた事なんかなかったけど、今回の施術で指摘されて自分を知る、または知ろうとするきっかけになった


ガラスのメンタルではなくて破裂寸前の風船だったんじゃないかなあ


あの時、普段なら関心を持たないこのヒーリング療法に何故連絡して予約したのか

施術師もたまにイベントに参加する程度にしか活動してないのに

夫も不思議がるくらい、謎な自分の行動

多分偶然ではなく、必然の出会いだったんだろうと思う




何故か今、いろんなことが一度に押し寄せていて、パニックになってもおかしくない状況なのに、何故がとても落ち着いて毎日を過ごしてる

穏やかだし、健やかだし、幸せな気分

彼女との出会いが落ち着かせてくれたのか

この状態をキープしたいので、コメントは読まない事にしました

私信でのブログコメントも同様です
読むとまた溜まるからね笑


私の背中がスカスカになったらまたコメント受付始めるかもしれません

それまでは身勝手ブログとして、吐き出し専用にします
見捨てないでいただけたら嬉しいです


とりあえず近況報告でした