自分が中学受験していないのに、なぜ中学受験
させようと思ったのか。
公立中学もあるのに、なぜ中学受験するのか?
①可能性が広がる。
私自身は公立小学校卒業後、公立中学に進学し、
受験して、公立高校、私立大学に進んだ。
(高校まで片田舎の学校だった)
それはそれで楽しかったし、良い学生生活だった
と思う。
でもその反面、大学に付属中高から進学してきた
同級生には、経験の広さや深さで全く敵わない、
と何度も思わされた。
中学生ともなれば、親と一緒の時間より、先生、
先輩、同級生と過ごす時間が長くなる。
その同級生等の経験レベルが、娘の人生に影響を
与えるのだ。
昔と違い、インターネットを通じて、いろいろと
情報に触れる機会は増えたと思う。
しかし、インターネットと言えど、知らない情報
は検索出来ない。
レコメンド機能があれど、興味がなければアクセス
しない。
同じ時間、同じ空間に共に過ごす先生、先輩や
同級生からの影響は大きい。
「自分を変えられるのは自分だけ」と言う人も
いるが、他人に影響力のない人なのだと思う。
人は誰しも、他人への憧れや競争心等により、
変わった経験を持つのではないだろうか。
私は「人は他人の影響によって、良くも悪くも
変わる事ができる」のだと思う。
残念ながら、公立中学は同級生等の多様性は
あっても、娘の良い意味でレベルを引き上げる
ような影響を与える同級生等は少ないだろう。
(いないとは言わないが、確率の問題だ)
高いレベルの同級生等から影響や経験。
これが、中学受験をさせる理由の一つである。
思春期の6年間、高校受験なく一緒に過ごせる
仲間は一生の宝物だと思う。