私は、2017年の2月に、中等症の再生不良性貧血と診断されました。
再生不良性貧血とは、国の指定難病の一つです。
発症率は、10万人に5人から8人と言われていて、
白血球、赤血球、血小板が減少する病気です。
私は、この病気を疑い始めた時、
ネットで、病気に関する情報を調べました。
しかし、発症率が低い病気なので、限られた情報しかありませんでした。
中には、患者の立場で書かれたものもありましたが、
闘病日記のようなものがほとんどです。
この頃の私には、どんなに前向きな投稿でも、
執筆者が無理をして笑っているようにしか見えませんでした。
病気のことについて知りたいのですが、
読めば読むほど、辛くなります。
そこで、私は、患者でありながら、悲観的な感情を抜きにした、
情報を提供したいと思いました。
このブログを、私という一人の患者が経験したデータとして、
読んでいただければ、幸いです。