こんにちは、あちょです。
今日は海の日ですね。
本当は三連休で楽しいはずの海の日ですが、今回の西日本激甚災害に合われた方、亡くなられた方を思うと、本当に悲しい思いです。
お悔やみ申し上げます。
そして、この猛暑、酷暑の中でボランティア活動されている方も、熱中症が心配です。
屋外で仕事されている方、くれぐれも無理なさらないようにしてください。
話は変わりますが、
前回のブログで”群馬にて乳房再建講演会開催”のご案内をさせていただきました。
このチラシにありますように、7月28日(土)、都立駒込病院の再建外科部長の寺尾先生が、群馬へ足へ運んでくださり、乳房再建のお話をしてくださいます。(群馬県庁内、ビジターセンターにて)。
講演会開催まで、2週間を切りました~。
準備段階から早3か月が経とうとしています。
あっという間の3か月でした。
2011年12月に乳房再建のお腹からの腹直筋遊離皮弁法にて同時再建を受けてから7年が経ちますが、この間乳房再建事情も変わり、お腹からの再建は以前から健康保険適用でしたが、今はシリコンでの再建も健康保険が適用になり、乳房再建が身近なものになってきました。
乳がん治療とともに乳房再建も考えてみる時代になってきました。
実際に身近の人で、シリコンやお腹から再建をしている人が増えてきていますし、都立駒込病院では年間で160人もの方が再建されています。(そのうち一次再建が143人)
駒込病院は、再建のパイオニアの病院であるがゆえに再建患者さんが多いのでしょうが、シリコンも保険適用になったことにより、全国的に乳房再建はかなり増えてきています。
今回の講演会では、乳がんに罹患して乳房再建を初めて知る方、また全適後再建を悩んでいる方などのために、再建のパイオニアである都立駒込病院の寺尾先生に乳房再建に関して詳しく説明していただきます。
また、先生ならではのホンネトークが飛び出すと思います。
そして、質問コーナーでは、素朴な疑問、再建の悩みを承っています。
それから、形成外科医にとって、乳房再建が100パーセントうまくけばよいのですが、すべてがそうとは限りません。
現に私も再建では縫合がうまくいかなかったりしたのですが、そのトラブルにも真摯に対応してくださり、今では完璧乳房再建として出来上がっています。
また乳房再建したことにより、毎日の生活のQOLが高まった人もいますし、私は同時再建して本当に良かったと、思っています。
私が乳房再建を決めるきっかけとなった、寺尾先生の著作本です。
(それと、再建のパイオニアである、坂東先生の著作本です。)
乳房再建経験者として、乳がんの治療の一部として乳房再建も選択肢の一つにしていただけたら幸いです。
暑い中ですが、皆様どうぞお気をつけてお越しくださいませ。