こんにちは、あちょです。ルンルン

 
私の大好きな薔薇の季節が終わり、あれよあれよと言う間に、6月も中旬になってしまいました。
毎日、忙しく過ごしているうちにもう、梅雨の季節なんですね。傘
 
時々日差しが眩しくて、もうすぐ夏だよっていう、夏の予感をも感じさせてくれる今日この頃です。
 
さて、前回のブログで、病院の一年検診の時に形成の主治医にお話したことで、乳房再建の講演会を開催することになりました、とご案内させていただきました。
それから、日にちが経ってしまいましたが、日程と内容が決まりましたのでご案内します。
 
有志の方のご協力で、こんな素敵なリーフレットが出来上がりました。
 
私が2011年12月にお腹からの腹直筋遊離皮弁法にて、寺尾先生に再建していただいて、もう7年になります。
乳がん告知後は、自分が乳がんになるなんて思ってもいなかったので、
乳房再建の事もわからず、でも調べていくうちに、乳がんで失った乳房を取り戻せる?お腹?シリコン?何?っていうところから始まって、
実際再建した人の胸とはどんななのか?疑問だらけでした。
でも、情報収集していくうちに、胸が作れるっていうのがわかり、今でこそ再建は保険適用になり、広まっていますが、当時はまだシリコンは保険外。
でも、お腹からの再建は保険適用で、でもリスクもあると、、、。
私の場合はお腹が一番いいみたいで、エイヤーっと同時再建、乳房全摘出と同時にお腹の肉を胸に持ってくる、一期同時再建にしました。
その後、胸の縫合がうまくいかず、トラブルはあったものの、寺尾先生の見事な技術で、今はきれいな胸が出来上がっています。
左の健側より良いくらいです。
今は一年に1回、経過観察のみなので何も治療はしてないのですが、ぴあサポぐんまのびあサポーターになったり、シャロン前橋という乳房再建のグループに入り再建経験者としてお話したり、がん患者さんのお役に立てればと、結構乳がん関係で日々忙しく動いています。
 
今回に講演会開催のきっかけは、4月の1年に1回の病院にて経過観察のとき、乳房再建で悩んでいる人や、参考にしたい人がいるのですが、先生の講演会はないのですか?って、形成外科(今は再建外科)の寺尾先生に聞きましたら、特に予定はないとのことでしたが、私が”がんサポーター″になっていることや、再建サロンでお話ししていることなどを話しましたら、その姿勢が伝わったのか、
 
先生が「私が行ってもいいですよ」って言ってくださって、、、、、本当にびっくりでした。感激しました。
 
そんなチャンス滅多にないですから、すぐシャロン前橋へ連絡して、講演会を開催しましょうとなりました。
 
それからはシャロンの篠原さんに会場の手配やら細々の事、ぴあサポぐんまさんのご協力を得たり、リーフレット作成など多くの方に尽力していただいて、今回の乳房再建講演会を開催することになりました。
再建サロン、シャロン前橋のメンバーもみんなで協力し合って、今回の再建講演会を盛り上げています。
 
今回の主治医の先生を呼ぶことができたのは、たぶん、私はぴあサポーターとして病院へ派遣されたり、がん患者さんを支える立場になったのです。といった一言が心に響いたのかな?なんて、自分では思っています。(患者さん思いの先生なので)
その辺の内容は、先生の本の”再建承ります”っていう本によく書かれています。
 
7月28日の講演会では先生の講演がメインですが、自家組織の再建(私)とシリコン再建経験者(友人)の体験談と、再建経験者の体感会もあります。
私達、シャロン前橋の再建経験者何人かと、同じ病院で再建された方何人かも応援に駆けつけてきてくださいます。
ありがたく、頼もしい限りです。
 
乳がん治療の一部として、自家組織もシリコンも保険適用になっていますが、実際の出来上がりはどんなか?など、疑問が多数あると思います。
 
この講演を通して、乳房再建も選択肢の一つになれば幸いです。
 
お時間がつく方は、是非お越しください。