あたしの周りには色んな人がいて、
たとえば、あたしはけっこう友達の彼女も、元彼女も、浮気相手も何人か知っていたりするf^_^;)
あたしは微妙な気持ちになるけど、大体はなにも言わない
みんな大事だから、瞬間を楽しめばいいと思う
でもやっぱりひとりを一途にって考えが強くて、あんまりいい気持ちはしていなかった。
それは昔も今も変わらないけど、
最近あたしは大人の階段を上る経験をした
長くなりますが、お読み下さい
つい先日、別れた彼とバッタリ表参道にて遭遇してしまった。
実に三ヶ月ぶり以上の再会だった。
こみあげる苦く甘い想い出…。
しかし、彼の隣にはいかにも彼が好きそぅな美人さんがいたf^_^;)
あたしにはまだ新しい彼がいなかったし、あたしたちは嫌いになって別れたわけではなく、いわゆる価値観の違いで別れを決めたわけで、あたしから別れを切り出したのだが、あたしはまだ彼を一ミリだけ引きずっていた
こみ上げる少しばかりの怒り。あぁ、あたしはまだ彼を好きなんだな、と思った。
その瞬間、あたしの中でもう1人のあたしが、俯瞰してあたしを見ていた。
かっこいい女でありたい…
あたしは驚いた顔をしている彼に、
笑顔で軽く手を上げ、何も言わずに去った
「完ぺきや…!!」
あたしは新調したばかりの白いスプリングコートを翻し、ひとりほくそ笑んだ
その後、少し傷ついた心を押さえつつ
友達と騒いでいたら、彼からメールが届いた。
「やよちゃん、元気?地震大丈夫だった?これから会社のなんたらに呼ばれててん。…うんたらかんたら…」
あたしはせっかくあれだけのかっこいい女を精一杯演じた後であったのに、彼のなんとも言い訳がましいメールに怒り心頭してしまった
どうしてメールなんかしてくるのょ!せっかくあたしより先に新しく彼女つくってもまぁ、いっか、って気持ちになってたのに!!
あたしはその後、なぜか
「嘘つき!」
と、彼にメールしてしまった
精一杯演じたいい女が台無しである
しかし、時間がたつ毎に思うのだ。
彼はかつてあたしを幸せにしてくれたのだ。
元々なにもなかったところに、新しい世界を見せてくれ、あたしが行かないような素敵なところへ連れ出してくれ、
あたしの他愛ない話を聴き、なぐさめ、
そしてなにより、本当のあたしを見てくれた。
ありがとう、
という気持ち以外浮かんでこなくなった。
不思議な感覚だった。
これか…
怒らない人の精神状態をあたしは獲得した。
かつて付き合っていて今ではあたしの大親友である同じ誕生日同士の奇跡の彼もまた、絶対に怒らない人である。
あたしの憧れの奇跡の彼が言っていたことが、その瞬間にぶわーっと府に落ちた。
愛を基本に考え、けして考えすぎないこと…。
思うのです。
浮気ってほんとにいけないこと?
結婚って縛りっていらないんじゃない?って。
一途に思うのは素晴らしいし、純粋でありたいと思う。
でも、世の中の堅苦しい考えが、人を不自由にして、苦しめているんじゃないか…。
恥ずかしい想い出ばかりの20代の締めくくりに、
またひとつ愛の意味を知ったのでした
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