主人と二人での日本ツアー出発まで、二カ月を切り、
日本での経験を、より感動的なものにするため、
ジャパニーズ・レストランから足を遠のけ、
(...と言っても、行くのは主人&息子コンピで、私は二年以上行ってない。)
和菓子をたち、
(...と言っても、この街には売ってる店がない。)
“日本で食べるぞーっ!” なテンションをあげてるワタクシです。
しかし今回は、ザ・食べる、に加え、
26年ぶりに桜を見るという、それはそれはビックな目的があるんです。
暖か過ぎのここフロリダには、桜が生えてなく、見れないというのもあるんでしょうが、
26年前に渡米した時、桜満開の日本を旅立ったからか、
♪さーくーらぁ、さーくーらぁ...♪ の歌の歌詞に、自分の名があるからか、
私、桜に異常なほどの執着心があるんですよ。
もし女の子がいたなら、
ミドルネームに “さくら” と付けていたと思います。
今回の日本ツアー、4月8日に関西空港到着なんですが、
夜遅いので、翌日、数泊する奈良で桜を見ることになります。
奈良観光のサイトで見つけた、桜鑑賞ウォーキングコースの地図をダウンロードし、
「ふむふむ。 桜との26年ぶりの再会は、駅から北に上がった川沿いになるのね。」 と、
感動して目を潤める自分を想像したりなんかして。
そんな中...
私、数か月前に養蜂を始め、ミツバチが好む野生の草花を裏庭に集めてまして、
主人とウォーキングに出かけては、ミツバチが来ている花を探すんです。
小春日和の先週の日曜も、湖への散歩道へ向かって、きょろきょろしながら歩いていると、
蜂が群がっている花を発見!
な、なんと、桜そっくり!
地元の野生にこんな花が咲くの木が生えること、二十年以上知らず、
ずっと桜を恋しく過ごしてきたのに、
なんで、日本で桜を観る寸前に見てしまうのぉぉ... (T_T) ですよ。
頭の中のメモリー・ファイル、 “削除” キーを必死でクリック、クリック、クリック。
しかし、こんなキレイに花が咲く木、ホームセンターでも売ってないということは、
一年に一瞬咲いて散る花だからこそ、儚く、美しいと思うのは、やっぱり日本人ならではで、
外国人にはウケないってことなのでしょうね。
4月9日、奈良が桜前線と重なりますように...