日本人客が知っておくといいこと | グローバルに波乱万丈





お寿司、世界中でものすごい人気ですよね。

ですから、外国人にお寿司を作ってあげると、とても喜ばれます。


今回も、オーストリアの友達のところに泊めてもらうお礼として、

お寿司の材料を持って行き、お寿司ディナーを開いたら、
 
普段めったに揃うことがない、友達の子供達三人、甥っ子、ガールフレンドの子供達...

「お寿司、大好物!!」 と言うその子達を含め、15人集まったんです。







(このことで、お祖母さんである、友達のお母さんの嫉妬による衝突があったんですが、

 それについては、またいつか。)




これから、ホームステイなどで、外国人宅にゲストとしてお世話になる人は、

巻き寿司の作り方、知っておくといいと思いますよ。



頭に入れておかないといけないのは...


最近はヨーロッパの少々の町でも、大きめのスーパーなら、

ワサビ、キッコーマンのお醤油、日本のお米が売っていますし、

シーフード・コーナーで、“SASHIMI” という名で、生マグロを売っていたりしますし、

なんとか材料は揃うんですが、


欧米人はお米をそれほど食べないので、当然のことながら、炊飯器がある家庭は少ないんです。

鍋でのお米の炊き方、知ってないといけないんですよ。


 1. 研いだ米に、同量の水を加え、30分~1時間程浸しておきます。

 2. 鍋を強火の火にかけ、ぶくぶく音がしてきたら、もう2分間ほどそのままの火加減で炊きます。

 3. その後、火を少し落として3分炊きます。 さらに弱火にして5~7分ほど火にかけます。

 4. 中を覗き、炊けていれば蓋を戻して、蒸らしのために10秒ほど強火の火にかけます。

 5. 蓋をしたまま、10分ほど蒸らします。



あと、すし酢。

巻き海苔が売ってても、すし酢はないことがよくあるので、

ライスビネガーがあればそれで、なかったら仕方ないので、普通のビネガーで作ります。


 ビネガーに、半分の量の砂糖と適量の塩を入れ、電子レンジで砂糖を溶かす。




日本人には、ふむ...な味でも、

都会で日本人がやってる日本食レストランに通っている外国人ならともかく、

(まあ、そんな人達にうちでお寿司作ってあげても、大して喜ばれませんから意味がないですし。)

大抵の外国人は、アジア人がチャイニーズ・レストランで出しているようなお寿司で満足してますから、

黙ってりゃあ、わかりゃあしません。 ええ。


私が作ったお寿司も、

水に浸しようが足りなかったのか、慌てて後から水を足して炊いたようなご飯だったので、

“おじや?!” みたいなねっちゃりご飯だったんですが、黙ってました。 (笑)



ちなみに、今回の具は、

海老の天ぷら + アボガド + きゅうり

蒸し焼きにしてほぐしマヨネーズを混ぜた鮭 + アボガド + きゅうり + 煎ったゴマ

生マグロ


それから、15人分のお寿司が作れないので、天ぷらも作ったんですが、

天ぷら粉はアメリカから持って行ったのに、つゆを作る本だしを持ってくのを忘れたので、

スーパーで見つけた干したマッシュルームを水に一晩浸し、だしを出したんです。


そのマッシュルームを砂糖とお醤油、お酒がないので辛口白ワインで煮て、

だし卵焼きときゅうりで巻いたら、意外にも大受けでした。 




お礼の気持ちとして、外国人のために何をしていいのかわからないものですが、

お寿司ディナー、喜んでもらえますよ。


巻きす、スーツケースに入れるのを忘れないように。