日本、モロッコでは“怖い人” | グローバルに波乱万丈
 




私は、白黒はっきりしているというか、あやふや、濁すということが出来ないというか...


例えば、この人はイヤだと思うと、さっさと付き合いをやめてしまいます。

陰口を言うほど相手のことが気に障るなら、友達をやめる。

付き合いを続けて友達でいるなら、陰口は言わない。

私の考え方です。


また、相手が心から大事に思う人だったり、家族だったりする場合、

もやもやを胸にしまったまま、表面上でうまく付き合うことはせず... と言うか、出来ず、

腹を割って、気持ちを伝えます。



そういう性格ですから、

日本の母親とは、子供の頃からよく衝突がありましたし、

全てがグレーで、日本と同じく世間体や “和” を重視するモロッコの人である主人とは、

考えや価値観が違うことろがあります。



フランス人の親友のように、そんな私だから好きでいてくれる人も多いのですが、

日本やモロッコの人達には、きっと、怖い人ってことになるんだと思います。




前回、書いたように、


32歳にもなるカナダ在の主人の姪、

お土産も持って来ず、私に許可を得ずにブラジル人の友達を連れてきて、

その友達は、手伝いも、会話をしようとせず、ゲストルームに篭もり、

そのくせ、主人の手配でディズニーでのVIP扱いは、遠慮なく受けていて...


苛立った私は、主人と大喧嘩になるし...



おとといの夜、一緒に部屋に篭っている姪っ子を呼び、話をしたんです。


「私、今回、貴女にひどくガッカリしていて、腹も立っていて、

このまま何も言わず、二度と、カナダに会いに行くこともなく、

二度と、貴女や貴女の家族を、我が家に受け入れるということもなく、

付き合いを遠のく、ということも出来るのだけど、

私、貴女のことが大好きだし、そんなの悲しいし、

そんな関係になってしまうくらいならと思い、私の気持ちを話すことにしたの。」


と、腹を割りました。



姪っ子もモロッコ人なんですが、

私と同じような性格なので、素直に受け止め、涙でハグをしてきて謝り、

学ぶことが出来たと、感謝していました。


また、部屋に篭っているのは、旅行の支度で忙しい私の邪魔にならないようにと、

彼女なりの理由があることがわかりました。


姪っ子とは関係が深まったような気がします。




人それぞれ、環境それぞれですし、

私のような性格や、私のようなやり方が、決していいとは思わないのですが、

今回は、よかったようです。




それはいいのですが...


姪っ子との会話から、

主人、姪が友達を連れて来ること、随分前に許可し、

姪は、私もOKなのかと、何度も念を押したのも関わらず、

知らない人が泊まりに来ることが好きではない私に、いい加減なことを言っていたことが発覚し、

今、私と姪っ子の怒りは、主人に向いているんです。


私と同じような性格の姪っ子ですから、

主人を呼び出し、腹を割るようです。



姪っ子も、私も、主人にとって “怖い人” なのです。 (苦笑)