皆様お疲れ様でございます 本日もよろしくお願いいたします
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届いた思い! 地域コミュニティーの助け 編
で ございます
犬 とは
イヌ科- イヌ属に 分類される 哺乳類の 一種である
古くから 人間が 飼い親しみ 一般に 勇猛で 従順 嗅覚 ・ 聴覚が鋭い
品種が多く 愛玩 用の ものもある
あはは 行くよ♪
ふぅー やっと 日替わり商品が 終わったか あとは 夕方の買い物のお客様が
終われば 少し落ち着くな その後 レジ締めするかー
それは わたくしが 薬局勤めを していた頃 の いつもの 何気ない 一日でございました
時刻は もう夕方4時を迎えようとしています
わたくしは 商品補充等を 済ませ 夕方のお客様に備え レジに入って いました
おもむろに 自動ドアが開き お客様が入ってこられます
小学生の女の子と そのお母様でしょうか
二人で お買い物に いらしたようでございます
わたくしは いらっしゃいませ と 挨拶した後 レジ周りの 整理をしておりました
すると お客様は まっすぐに レジのある こちらのほうに 向かってこられます
何か お薬の事で ご相談でもあるのかな と 思い 待っていると
神妙な 顔つきをした お二人が 声をかけてきました
「すみません 大変 申し訳ないのですけれど これを お店の方に置かせて 頂けませんか?」
手にしているのは 何かの写真を コピーした物 のようでございます
小学生の女の子 「 ママ これは? 」
と 娘さんの 手にも ノートを破って 書いた 手紙のようなものが・・
「みーちゃん それは 持っててね 」 お母様が 制止されます
「 だって これ・・」 娘さんは黙り込んでしまいました
わたくしは まず お母様が出された チラシのようなものを 受け取り
拝見させて 頂きました
そこには
私たちの 愛犬の 〇〇 が 昨日から いなくなってしまいました
こちらの写真の 犬です
写真がのっています
犬種は 雑種で 色は 肌色 足の部分に少し白色が混じっています
年齢は 4歳 です 見つけた方は こちらまで ご連絡下さい
住所 連絡先
と 記されて おりました
どうやら 愛犬が いなくなったようで ございます
わたくしは 店長に相談し 店長も快く OK を だされ
迷子犬チラシを置いていただけるようになりました
わたくしは 先程 小学生の 娘さんが 出そうとしたものが
どうしても 気になり お母様に尋ねて 見たのでした
「 先ほど 娘さんが 出されたものは 何ですか?」
お母さん「 一応 娘が 書いた 迷子犬捜しの チラシなんです
でも ノートを破って 手紙みたいに 書いて しまっていて
これでは 伝わらないので・・・ 」
と 申し訳なさそうに 頭を下げる
なんとも 切なさそうに こちらを見る小学生の娘さんを見て
わたくしは あることを閃き 娘さんに 話しかけます
「 その お手紙も もらって いいかな?」
娘さんは コクリと 頷き 破ったノートに 書いた お手紙チラシを渡してくれました
わたくしは その お手紙チラシを パウチして 破れないようにし
(お店のPOP等を作る フィルムコーティング)
迷子捜しのチラシを置いている 台に飾ります
迷子犬捜しのチラシ
カウンター 台
親子は ありがとうございます よろしくお願いしますと
何度もお辞儀をし お店をあとにされました
その後 夕方の買い物 ラッシュ が 始まり
たくさんの 地元のお客様が ご来店なさいました
わたくしは 4~5年 その店舗に おりましたので
地域の 常連さんとも よくお話させて頂いておりました
常連さん「 あら 何のチラシ? 迷子犬? 」
わたくし「 そうなんですよ 先ほど 小学生のお子様と ご来店されまして
良かったら 周りに お声かけして 下さると助かります 」
常連さん「 いいわよ 婦人会と老人会に 渡しておいてあげる
町内会の人 世話好きが 多いから
その代わり お薬 半額にしてね あはは 冗談よ~ 」 等と
冗談交じりに ご協力して 下さいました
有難いことに ペットを飼っている お客様なども ご協力して頂いて
迷子犬捜しチラシ 100枚ほどは その日のうちに 残り数枚までになっておりました
次の日 わたくしは 出勤し いつものように 業務に 取り組んでいました
夕方の 買い物ラッシュも 終え ひと段落 した頃 に
迷子犬捜し中の 親子が いらっしゃいました
昨日とは 打って変わって 表情は 明るく 笑顔で こちらに 近づいて来られます
お母様が 「 ありがとうございました おかげさまで 無事 見つけて頂きました 」
と 深々と 頭を下げられます
それを見て 慌てて 娘さんも かわいく お辞儀 でございます
お母様 「 今日の お昼過ぎに 町内会の人から 連絡がありまして
犬の散歩をしている方が うちの子を 見つけて下さったみたいで
保護して頂きました 怪我もなく 元気にしています
ありがとうございます ご迷惑を おかけしました 」
そして おもむろに バッグの中から 封筒を取り出し 差し出します
お母様 「 少ないですが ご協力下さった 皆様への お礼の気持ちです 」
わたくしは お気になさらずに と 丁重に お断りする のですが
なかなか 引き下がってくれません それでも きちんと お断りすると
お母様 「 それじゃ 買い物させて頂きます 」 と
ペットフードと 栄養ドリンクを ご購入され
娘さんと 笑顔で お帰りになられました
帰り際 嬉しそうに お母さんと娘さんとで
お話されている 姿を 見て
愛犬とは とても 大切な 家族の一員 なんだな と
改めて 思い知らされた 出来事でございました
おしまい
※ ご尽力 頂いた 皆様に感謝
皆様に幸あれ(ぺこり)
ワンチャン 特集!!!