会場→北沢タウンホール
前説→少年少女
1年弱ぶりのしずる単独。タウンホールのロビーにはたくさんのお花が届いていました。我が家とロッチからは赤いバラ!去年と同じく少年少女のあっさり目な前説の後、ライブスタート。
・コント①しりとり
上手と下手に立った二人が同時にしりとりを始める。
『しりとり』
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『りんご』
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『ごりら』
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『らっぱ』
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『ぱんつ』 村上くんが池田くんに歩み寄った回答。
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『つる』 ここ一ヶ月毎日一緒にいた作家さんのお名前。
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『ルールのない中での自由は本当の自由とは言えない』 池田くんが村上くんに歩み寄った回答。「そろそろかっこつけたのが欲しいかなと思って」。
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『いもむし』 村上くんが池田くんに歩み寄った回答。「だんごむしとか好きでしょ」「芋も好きだし」。
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村上『しもきた』
池田『しもて』
ここで初めて不一致!「し」が何か考えこむ二人。「しっこ?」(村上談)「しかばね?」(池田談)そこに「『し』もわからないなんて『尻ん』失敗だな」と書かれた紙が放り投げられる。納得がいかないまま舞台袖に・・・。
・オープニングV
BGM→カルテット『ビッグ BANG!』
二人の画像を荒めに加工したもの。途中で服を脱ぎ出したり。色遣いもカルテットの曲もとてもポップでワクワクさせるOPでした。
・コント②絆~KIZUNA~
刑事である二人が敵の待つビルへと乗り込んできた。お互い最高の相棒だと思っている二人は信頼しあっていて息もぴったり。ジュン(村上くん)は敵に撃たれてしまうものの、カズ(池田くん)からもらったお守りを胸に入れておいたおかげで助かった。喜び合う二人だったが・・・。
ちょっとしたことから二人の関係がギクシャクしてどんどん変化していくのが面白かったー。実質最初のコントだったんですが、池田くんが台詞まわしなんかがちょっとふわふわしていたかな。
・V①池田と村上、どちらの方が気付かれるか
ルミネの6階から1階まで降りていって、どちらの方が気付かれるのかを調査する企画。
「ルミネがパニックになっても知らないですよ?」としずる人気に自信満々の二人。が、全く気付かれる気配もなく、無印、ビレバンの階は皆そっちに夢中なんだと自分たちに言い聞かせる。「女の子に圧倒的支持を得ているから大丈夫」と豪語して女の子のファッションフロアへ降り立つもやはり気付かれない。抱き合ってしずるをアピールしてみても誰も気付いてはくれず、1階まで降りてきてしまった。
二人で「ルミネは魅力的だから仕方ない」と言い訳をするが、最後にテロップで大きく『しずる、人気なし』。
・コント③読動術
師匠(村上くん)のもとへ読動術(相手の動きを読んで戦う武術)を会得する修行に来ているチーポ(池田くん)。雑用ばかりでなかなか術を教えてくれない師匠に我慢できなくなったチーポは、師匠に実際の力を見せて欲しいと戦いを挑む・・・。
前日のLLR単独の『卑怯拳』と同じ衣装だったのでは(笑)。なかなか遊び心たっぷりで大好きなコントでした。師匠遊びすぎです(笑)。オチがまた「おおっ」と思わせる感じで良かったなあ~。池田くんの役名はチーポだと思っていたんですけど、ちょっとだけ違っていたみたいで・・・。
・V②1月14日未明 村上誕生日
村上くんの誕生日に打ち合わせ場所に遅れてやってきた池田くん。「プレゼント何にしようかすごい悩んだんだよー」と言いながらおもむろにジャケットを脱いで笑顔で村上くんに渡す。そのプレゼントを嫌がる村上くんに「しょうがないなー」とどんどん来ていた服を渡し、最後はパンツまで!全裸になった池田くんはリュックを背負って帰っていった。
裸で観葉植物の後ろから顔を出して「自然でしょ」という姿に爆笑。
・コント④二人旅
温泉に行きたかった池田くんとスノボに行きたかった村上くん。ジャンケンで勝った池田くんの希望通り温泉に来たが、なぜか村上くんはスノボのウェアを着てきていて・・・。
自分勝手な村上くんに池田くんが翻弄されまくるネタ。村上くんのキャラクターが強くて強くて、間違いなく今年になってから一番イラッイラしました(笑)。二人のコントラストがものすごく面白いのに、キイイと声が出そうなほど苛々するという、ある意味不思議な感覚でした・・・。見ている側の感情までこんなに動かすなんて恐るべし。
・V③1月17日未明 池田誕生日
今度は池田くんの誕生日。祝いもせずにあっさり帰ってしまった村上くんが一枚の紙を落としていく。そこには「渋い谷のモヤイの像」というメッセージ。渋谷駅のモヤイ像前に行くとまた紙が。メッセージにしたがって今度は大阪・難波へ。難波の銀の輪のところにまた紙。そして北海道の帯広に・・・。帯広の雪の中(というかスタッフが目の前で落としていた/笑)にあった紙に書いてあった行き先は、新宿東南口!
新宿へ戻り、同封されていた鍵でロッカーをあけると、ルミネのスケジュールのチラシに「お誕生日おめでとう! 村上」と殴り書きされたものが1枚(笑)。
・コント⑤嗚呼、二人
高校時代の友達であり、ルームシェアしている二人。長年の同居生活により、独特の会話で関係が成り立っている。その部屋で明日合コンが開かれることになり、作戦会議が始まった。
同じトーンでの二人の会話が続いていくシンプルなコントなのに、一言一言がすごく面白かったです。言い方だとかタイミングだとかが全部計算されているからだろうなあ。
・V④楽屋での二人の様子を音声でお楽しみください
セットチェンジ中の楽屋での会話を。しりとりの「し」がまだ気になっていたり、まぐろが釣れちゃったり、カップルになってチュウしちゃったりとどんどんおかしな展開に~。
これ前回の単独でもやってましたねー。暗がりの中でこういうぶっ飛んだ会話を聞くとこちらの妄想も広がって面白いですね。
・コント⑥素人クイズ選手権
テレビのクイズ番組に出演しに来た素人の田中儀一さん59歳(池田くん)。「いつもテレビで見てるとほとんど答えられるんだよー」と自信ありげな儀一さんだったが・・・。
これも感情移入系でした(笑)。正解しているのに正解できない義一さんが切なくて。でも笑っちゃう・・・。
・V⑤1月某日、広島営業 新横浜駅にて
新横の新幹線のホームのベンチで眠りこける村上くん。池田くんが一生懸命起こすも「あと5分・・・」。やっと起こし、新幹線に乗り込んだ池田くんが振り返ると、付いてきていると思っていた村上くんの姿はまだホームのベンチに。慌ててホームへ向かうが、新幹線のドアは閉まってしまい、村上くんは置き去りに。「またかよ・・・」「しずるもう終わったな」の言葉に会場もちょっと苦笑(笑)。
・コント⑦俺とお前
喫茶店でお茶する二人。お金のことは細かく覚えているくせに自分のことをすぐに忘れてしまう池田くん。そんな池田くんのことをよく分かっている村上くんから、池田くんのクイズが出される・・・。
設定がすごく深い気がして好きだったんですけど、ちょっと途中から分かりにくかったかも・・・。でもラストの池田くんはすごい。それまでの押し問答的な流れからガラッと勢いが変わったのが。
それにしてもあのニットなあ・・・。神保町でも着ていたもの(「私服なのにおじさんぽい」って言われていたもの)じゃなかったかなあ。
・V⑥広島営業後、東京駅にて
営業が終わって東京に帰京。池田くんが新幹線を降りると、村上くんはまだ席で寝ている。駅員さんに起こされても起きず・・・。
・コント⑧その後の雰囲気
1.でのシチュエーションを元に設定のみ変えていくというショートコント集。最後に繋がるので、一応シチュエーションだけ書いておきます。ネタバレになるので反転させておきます。すみませんがスルーしたい方はスルーしてください・・・。
1.男と女の○○○の後(すいません、規制引っかかると思うので・・・)
男(池田くん)「良かったよ」
女(村上くん)「あなたもね」
男「ベッドの上だとまるで別人だな」
女「どうせ他の女にも言ってるんでしょ」
男「そんなことないよ」
女「じゃあ奥さんと別れてくれる?」
男「意地悪だな、俺がそうできないこと知ってて」
女(男の肩に頭をのせて)「人ってあったかーい」
男「音楽でもかけようか」
女「何かけるの?」
男「クラプトン」
女「○○○の後のクラプトンって最高~」(くるくる踊り出す)
女「私もう行かなきゃ」
ルージュで『byebye』の文字を書く
2.男と女のおしくらまんじゅうの後
3.料理長とコックの餃子包みの後
4.主と雑種犬の散歩の後
5.マジシャンとトランプのジョーカーのマジックの後
少しだけ中だるみ感があったかも・・・。後でもう1本あったことだし、4本くらいの方が良かったかな。
・V⑥広島営業後、池田宅前にて
村上くんと別れ、やっと家の前まで着いた池田くん。「今日は月がきれいですね」と月を見上げると、三日月の上で村上くんが寝ていた。
ちょっとメルヘン?(笑)
・コント⑨さおり・・・
高校生の二人。さおりのことが二人とも好きだったが、村上くんは身を引くことを池田くんに宣言する。その理由は、さおりの姉であるかおりと付き合い出したから。お互いどのくらい相手のことが好きか言い合う二人だったが・・・。
しずるの真骨頂という感じのコントでした。
・エンディングV
カルテット『ベストフレンド』PV
・エンディング
こんな機会もないかなと思って『ベストフレンド』のPVを流したんだそうです。 最初に池田くんの熱唱がアップで映るんですが、そこでお客さんが大うけしていて、笑わせるシーンじゃないのに・・・と(笑)。
撮影の時の話もちょこっと。多摩センターで撮影していたら、不良があったかく見守ってくれていたとか、池田くんが普通にサラリーマンがたくさんいる中で熱唱していたとか、抱き合うシーンは監督が引くくらいだっただとか。
そして「この曲キーが難しくて」とその場で歌い出した池田くん。顔がすごくて「いけだのかおー!」発言が村上くんから出ました(笑)。
・池田と村上のしずる単独の後
エンディングで終わりかと思いきや、『その後の雰囲気』の続きが!
池田「良かったよ」
村上「お前もな」
池田「ステージの上だとまるで別人だな」
村上「どうせ他の芸人にも言ってるんでしょ。ライスとか。田所と仲よすぎなんだよ」
池田「そんなことないよ」
村上「じゃあピンでやる?」
池田「意地悪だな、俺がそうできないこと知ってて」
村上(池田くんの肩に頭をのせて)「池田の脇くさーい」
池田「音楽でもかけようか」
村上「何かける?」
池田「てのひらから~こぼれる愛~」(GAOの『サヨナラ』を熱唱)
村上「なんでそれなの?」
池田「歌いたかったから」
村上「踊ろうと思ったけどさすがに踊れなかった・・・」
村上「そろそろ撤収しないと!」
二人「あ、『し』わかった!」
ルージュで『尻ん』
最初と最後がきれいに繋がって、ほおっと思わせるところがとてもしずるらしいと思いました。コントはどれも本当に楽しかったです。『読動術』~『嗚呼、二人』までの流れが最強でした。いろんなアプローチからのネタばかりなのは流石だなあと。欲をいえばブリッジにもう少し見せ場が欲しかったかな。
1年前の単独は完成度がものすごく高くて、これぞしずる、というイメージの強いライブだったのですが、今回は二人が純粋にすごく楽しんで作ったんだろうなあと思えるものでした。実際どうかは分からないですけど(笑)。でもそういう空気がたくさん感じられたので、見ているこちらもそれに飲み込まれて終始ケラケラと笑っていたような気がします。作りとしては少し荒かったかもしれませんが、私としてはもうあれだけ笑わせてもらえれば!早くも次回の単独が楽しみでなりません・・・。
本当に忙しい中、よくここまで作ってきたなあ。やっぱりテレビで見られるようになったのは嬉しいことだけれど、こういう風に単独でめいっぱいコントを見てしまうと、もっともっとライブで見たいという欲に駆られてしまいますね・・・。最近ネタライブから足が遠ざかり気味だったので、見にいける時はちゃんと見にいっておこうかなと思いました。そういえば単独後にふっと思ったんですが、あの悪夢の謹慎からも1年なのですね。謹慎があけてからの快進撃を思うともうずっと前のことみたいに思えて懐かしさすら感じたりしますね。もう二度とあんな思いしたくないけど(笑)、あの期間を置いても結果的には勢いが衰えなかったことを、今更ながら嬉しく思いました。