監督→小堀裕之(2丁拳銃)

脚本→小堀裕之(2丁拳銃)

出演者→キシモトマイ、佐久間一行、川谷修士(2丁拳銃)、ピース、森下瑠子、武内由紀子、たくませいこ、デッカチャン、あべこうじ、山田あさこ、もう中学生、若月徹(若月)、遠藤かおる、エド・はるみ、郷原小百合(有閑マダム)


いつもクマのぬいぐるみを抱いている不思議な少女my(キシモトマイ)。パン屋で働くmyの作るパンは大人気。しかし、そのパンには不思議な力が・・・。myにはどうしても叶えたい願い事があった。

『小堀ブラウン』を基調にとことん「色」にこだわった、まるで絵本のような作品。


キシモトマイちゃんが主役だということで、どんな雰囲気なんだろうと思っていたら(あらすじは見ていなかったので)なるほど~という感じで。内容も色使いもフランス映画っぽいというか、アメリっぽいなあと思いました。アメリとは逆に、周りをすこーしずつ不幸にしていくmy。不思議ちゃんかつ可愛らしいmyができるのはマイちゃんだけかもしれませんね。演技している感はあまりありませんでしたが(笑)。

他の出演者さんのほとんどはそんなmyの作ったパンを食べて不幸に合う方々でした。さっくんは遊園地にいる絵描きの役で、ブサイクなカップルを描かなければいけなくなるという不幸が。ちなみに劇中の似顔絵と、エンドロールで流れる出演者全員分の似顔絵はさっくんが描いたものだそうです。これがすごく良かったなあ。

ピースは二人ともそのままのキャラ設定でした。綾部さん=キザな男子、又吉さん=スナフキン風。又吉さんはmyの通る公園の木の下でいつも本を読んでいるという役だったんですが、これがすごくはまってました。ちょっと普段よりポップでね。

あべさんはニヒルなだけかと思いきや、最後に強盗になってしまい、myの不幸に思いっきりやられる役でした。嫌味な感じがよく出ていたなー。

もう中はmyに恋する役で・・・いつも通りだけどちょっとニヤニヤしちゃいました(笑)。


最後はちょっとグロい終わり方で、ほうとさせられました。「ポップ&キッチュ」さがよく出ていて、30分のエンターテイメントとしては結構楽しめる作品だったかなと思います。自分がmyのパン屋や部屋のような可愛らしい空間が好きだということも含めてですが。そういえば、エドさん(死んでしまうお母さん)はなぜスリップ姿だったんだろう。せめてネグリジェにして欲しかった(笑)。