日曜日なのにあり得ない早起きをしていそいそと神保町へ。花月には40分前に着いたけれど、もう整理券の配布が始まっていて結構遅い番号でした。もっと早く行くべきだった・・・。エレベーターで4階まで。エレベーターガールが西宮さんでした。誰も気付いていなさそう。


前説はゆったり感!思いがけないゆったり感に朝から嬉しくなっちゃいました。困難な拍手を要求し、できない人には個人レッスンまでしにきた中村くん、いつになく厳しかった(笑)。最後は、お客さんに茶番までさせてかなり楽しませてくれました。


そして進行役のカナリアが登場。二人とも一張羅のスーツ。ボンちゃんのスーツはなんだかおかしなことに。「朝からなんやそれは。夜中でもきついけど」と安達さんにダメ出しされてました。足元もコンバースだし(笑)。後ろに並んだヨシモト本の紹介もさらっと。あるある探検隊のだけは売れていないと。レギュラーが同期だと言うとちょっと驚いた雰囲気になった客席に「もう僕ら9年目なんですよ。まあ売れずに終わると思うんですけど」。ちょっと!安達さん!(笑)


カナリアが話している間に、裏から「ぐへっ」という感じの咳き込む音が(笑)。安達さん曰く妖怪のえづき・・・。そこでやっと河本さんが紹介され、登場してきました。出てきた瞬間、笑いが漏れる会場。「皇居の周りを走ってる人ですか?」と突っ込まれた河本さんの格好は、白のポロシャツに紺のジャージのハーパン、キャップ。それに2ℓ1本、500mℓ2本の水を抱えて。水は、なんとか一番面白く見せるために考えた苦肉の策だったよう(笑)。ちょっと風邪気味だったみたいです。ヒゲも剃っていなかったのでかなりお疲れな印象でした(笑)。


トークは安達さんが進行で(ボンちゃんは頷き役)、河本さんに質問をしていく形。真ん中に河本さん、両脇にカナリアという並びでした。メモ等ないので一語一句が合っているはずもなく、話の順番も合っているか自信ありませんが、こんな感じだったというくらいで。


安達さん「神保町花月は始めて来ました?」
河本さん「うん、初めて。出来たばっかりやろ?」
安達さん「できたのは一ヶ月くらい前で、昨日がオープンだったんですよ」
河本さん「へー、七夕にね。」
安達さん「七夕なにかお願い事しましたか?」
河本さん「お風呂で30分くらいしてたよ。湯気がふわーってなっててお願い事っぽいから。テレビ出てる芸能人の足が折れますように。複雑骨折で、オリラジから順番に・・・」
ここでもオリラジへの対抗心が・・・。


安達さん「神保町花月、どうですか?」
河本さん「この蛍光灯、まっすぐに直したい!」(4階の蛍光灯は全部方向がバラバラについてました)
安達さん「ランダムなのがおしゃれ、みたいなもんなんじゃないですか」
河本さん「これだけいたらみんなでまっすぐに直せるやろ(笑)」


安達さん「本を書いたきっかけは?」
河本さん「きっかけは・・・フジテレビ!」
安達さん「何年前ですか!実際、書こうと決めたのはどうしてですか?」
河本さん「おかんの還暦の誕生日に何かプレゼントしたいと思って。一生に一回のことやから。一般の人は何するんだろうって考えた時に、自分にしかできないことをしたいと思って、おかんのことを本にしようと。おかんは老眼鏡を欲しがってたから、老眼鏡と一緒に送って。」
安達さん「お母さん、かなり喜びはったでしょ?」

河本さん「そりゃそこまでしてるんだから喜ばれなかったらねえ!ほう、くらいじゃ(笑)。送った後にお姉ちゃんから電話があって、おかんめちゃくちゃ喜んでくれて、最初の『恵に美しいと書いて恵美子』の1行で泣いてしまって読むのが全然進まないって(笑)。」


安達さん「でもすごい貧乏だったんですよね?」
河本さん「うーん、貧乏だったけど周りもそんな感じでゴキブリホイホイに住んでたからあまり気にならなかったな。」
安達さん「スラム街ですね。」
河本さん「車の窓拭いてもお金もらえないからスラム街よりひどい(笑)。まあ中にはお金持ちもいて、タクシーや車で移動している人もいたけど、おかんが車よりゆっくり歩いたほうがいろんな景色が心に残っていいっていうポジティブな考え方だったから、そういうところも良かったんやろな。」


安達さん「その後、大阪時代もかなり貧乏でしたよね?僕らをご飯連れて行ってくれるって言ってその前に消費者金融寄ってましたよね(笑)」
河本さん「あれは銀行って呼んでたから。アコム銀行・・・。どの金融からも借りてパンパンになったから、CMでやっているような所ではどこも借りられなくなって。一度、『南海プロミス』って金融を見つけて、新しいプロミスできたんやって話になって入ったらバリバリのあっちの人。利子3割とかで。もう何箇所からも借りて、その利子を返すために他で借りてっていう生活。全部で300万くらい借金あったな。」
安達さん「なんでその状況であんなに明るかったんですか!?普通サラリーマンでそれだけ借金あったらずっと下向いてますよ。」
河本さん「あの頃毎日飛び回ってたからなー。いっつも夕日にストップモーション!(ジャンプしたまま静止して満面の笑み)周りもみんな貧乏だったし。13期ひどかったからなー。野性爆弾、シャンプーハット、ブラマヨ、チュートリアル・・・。ハゲとブツブツ、仮歯とエロの徳井・・・。」

大阪の話、いっつもキュンとしてしまうのはやっぱり貧乏でもみんなで楽しくやってたのが伝わってくるからなんだろうなー。


ちょっと流れ忘れてしまったんですが、この辺で河本さんが振ってくれて溝黒家の話に・・・。
河本さん「よくお父さんがイベントにケーキ持ってきてくれてね。儲かってるわけでもないのになんで持ってきてくれるんだろうと思ったら宣伝のため(笑)。」
ボン「そうなんですよ。baseにはかなりお世話になって・・・」
河本さん「そのうちビキーズのイベントにおとんが毎回出るようになってたな。『今月の新作はこれですー』言うて。」
ケーキ屋ボストンの話が出てくるなんて!河本さんありがとう(笑)。


安達さん「一度大阪の番組で見たことあるんですけど。で、今回本の表紙を見ても思ったんですけど・・・ほんとおとんみたいなおかんですね」
河本さん「後藤が完全におとんだと思ってたからな。ジージャンにジーパン、パンチパーマだからしょうがない。後姿完全におっさんや。(本には)いいように『サブちゃん』って書いたけど、実際ただのチンピラやからね。首につけただけで荒れそうなやっすいネックレスして。300円くらいの。」
安達さん「一緒にお風呂入られたりするんですよね?」
河本さん「入るよ。60過ぎた母親となんて別にどうも思わない。おかんに女なんて感じないやろ?乳首なんて5秒探して分かるくらい。犬の6番目の乳首みたいなのが(笑)。ただのオスとメス。周りは面白がるけどな。嫁なんか写真撮って、『準一(32・オス)、恵美子(60・メス)』って書いてるし。もう水族館。動物や。四つんばいのおかんを洗って・・・。73のおばさんも一緒に洗うもん。こっちは30秒探さないと乳首が見つからない。」
ここでちょっと引き気味のボンちゃんに。
河本さん「お前のおとんも73やろ!うちはおかんが60でおばさんが73や!昔一緒に入らなかった分、今一緒に入ってやらんとー。」
確かにボンちゃんは一緒にお風呂くらいなんともないかも・・・。逆に安達さんはお母さんもお美しいみたいなので一緒に入ってたらちょっと嫌ですが(笑)。


安達さん「個人的な質問なんですけど、2作目とかって考えてたりします?」
河本さん「うーん・・・書こうと思って書いたわけじゃなくて、贈るつもりで書いただけだからな・・・」
安達さん「でも大阪時代のこととか、相方の井上さんのこととか」
河本さん「相方とは18年一緒やけど、書くとしたら6行くらいしかない(笑)。もう18年も一緒だと一緒にいるのが恥ずかしくて!楽屋にいるとトイレ行くタイミングがかぶるねん。行くと井上がいて、二つしかなかったりすると隣同士になるから、別に洗いたくもないのに顔洗ったり・・・。個室に入ったら普通誰か分からんでしょ?でも隣からの『すー』って鼻すする音で井上だ!って分かる・・・。井上は『コホン』って音で俺って分かるらしい(笑)。あと、ホテルの部屋に二人の時!ロケの待ちがホテルの部屋だったりすることあるやん。2部屋用意してくれればいいのに1部屋に二人で。トイレ一つしかないのに!そういう時に大がしたくなると困る。相方も一回したことあるんやけど、ごまかす為に電話かけながら『ビックリマンシールが』とか話して入っていって、急に大きい声で『振込みは』って言ったから、あ、今出たとこやなと(笑)。あとテレビのリモコン!絶対先に取る!一度、ホテルの部屋でモーガンフリーマンとあの・・・マスクの人(会場から「ジム・キャリー」)・・・そうジムキャリーがW主演の映画がやってて。ジムキャリーが思ったことなんでも叶えられるっていう映画なんやけど、スカートの中が見たいと思ったら見えたりとか。段々世界中の人の神様への願いがジムキャリーは聞こえるようになってしまって、それで頭がいっぱいになったから、願い事を紙に書き出したいって言うたのね。そしたら紙がものすごい量バーって出てきて。そこで相方と二人同時に『へへっ』。もうめっちゃ恥ずかしかったよ!それまでスカートめくれたりした所でも全然笑ってなかったのにそこだけ『へへっ』って!」
これ、『ブルースオールマイティ』の話ですよね。やっぱり18年も一緒だと行動が同じになってくるんでしょうか。こういうエピソードって好きです。そしてこのあたりでタイムアップ。もう終わりという安達さんに何度か食い下がった河本さん。が、ボンちゃんが「大阪時代の話とか」と言い出すと「もう充分いじったやろー」(笑)。


安達さん「最後に、どんな風にこの本を読んでもらいたいですか?」
河本さん「リピートしてもらえるような本だと思うので。躓いた時に読んでもらったり、自分がレベルアップした時にまた読んでもらえたりしたら。僕自身もそうやってまたこれを読んでステップアップしていきたいと思ってます。」


30分だけだったのに濃い時間だったなあ。面白い話ばかりだったし、午前中からこんな思いしていいのだろうかと思いました(笑)。会場も小さいところだったのでよく見えたし、のんびり聞ける雰囲気だったのもとてもよかったです。カナリアとの絡みも個人的にすごく嬉しくて、神保町花月サマサマな感じでした!帰りのエレベーターで散々待たされたのには閉口しましたが・・・(苦笑)。