出演→佐久間一行、デッカチャン、どくろ団、出雲阿国、ですよ。、ピクニック、シューレスジョー、エド・はるみ、西宮七海、大西ライオン


ピン芸人によるお芝居、ピンゲキの第一回公演『月の見える店』を見てきました。演劇の内容ってどこまで書いていいのか分からないので、あらすじと感想だけ。ネタバレになってしまいますが、それでもいい方はどうぞ☆一応あらすじの色は反転させておきます。


《あらすじ》

父親の遺したレストランの店長をしている良平(さっくん)とその店でシェフをしている弟のマサル(デッカチャン)。昔は賑わっていた店だったが、今は客がほとんど来ない状態。それはこの町の町長をしていた父親が起こした偽温泉事件が発覚し、観光客が激減してしまった為であった。

そんな良平たちの元に、5年間行方が分からなかった長男のカズ兄(どくろ団)が突然帰ってくる。父親が病いに倒れた時にいなくなり、葬式にも来なかった長男に対し、不快感を顕わにする良平。昔は兄弟仲良く店をやっていたのだが・・・。険悪な雰囲気の中、カズ兄は良平とマサルに店を手放すようにと告げる。この町に新しくテーマパークを作る計画が持ち上がっていたのだ。頑なにそれを拒否する良平と、ただ困惑するマサル。

翌日、店にプランナー(大西ライオン)を連れてやってきたカズ兄は、従業員たち(ピクニック、ですよ。)の再就職先の面倒も見ると言い出し、日ごろから今後の不安を抱えていた彼らもその誘いに乗ってしまう。

一人になった良平が昼間からヤケ酒を飲んでいると、別れた妻ユミ(西宮七海)がやってきた。良平の体のことを心配するユミ。実は良平は癌に侵されており、息子に死んでいく姿を見せたくない良平は無理やり別れたのだった。病気のことを聞いてしまったマサルは、ユウタの為にも良平に治療を受けるよう強く言うが、気力のなくなっていた良平は闘病を諦めてしまっていた。そして、その場にやってきたカズ兄にサインをした契約書を渡してしまう。

契約書を受け取ったカズ兄は2人に封筒を手渡した。それは父親が失踪したカズ兄を探し出して送った手紙。内容は、店の調子が悪くなったら長男であるお前が弟たちに店を閉めるように説得しろ、というものであった。自分の遺した店より息子たちのことを心配していた父親の気持ちに気付く二人・・・。

そして最後の営業日がやってきた。従業員を見送った後、良平は癌を治すために病院に向かう。息子のために闘病することを決めたのだ。カズ兄はこの場所に残って店の行く末を見守ることに。マサルは良平の看病をした後でフランスへ修行をしに行くことを恋人(出雲阿国)に告げ、一緒に来てほしいと初めて自分の気持ちを伝えることができた。そんなマサルのところへ、父親の事件を追っていた記者(シューレスジョー)が現れる。長男が事件の真相をつきとめ、父親が周囲にはめられていたことが判明したのだという。「それでもこの店は潰してしまうんですか」という記者に、3人でならいつかまたきっといい店が作れるとマサルは笑顔で答えた。


あらすじのはずが随分長くなってしまいました・・・。難しいー。間違っているところがあったらすいません。どくろ団の役名がちゃんと分かっていなくてすいません・・・(笑)。書けてませんが、エドさんは店の常連客の役で、かなりよく出ていました。これだけ読むとシリアスな劇のようですが、笑いの部分もちゃんと織り込まれていて、ピン芸人の皆さんの持ちギャグもかなり披露されていたりしました。さっくんは間接大集合やってましたよ(笑)。デッカチャンと阿国ちゃんのバカップルぶりもすごかったです・・・。ピクニックとですよ。の掛け合いも面白かった。ですよ。、最初からずっと赤ら顔だし(笑)。

でも、そんな場面が多々あったにも関わらず、後半どんどんお芝居に引き込まれていくのが自分でも不思議な感覚でした。さっくんが(役の上で)余命わずかなことが判明した時、本当に悲しくなってしまったし。お父さんの手紙の所ではなんだか涙腺が緩んでしまったし。最後にはあったかい気持ちがじんわり残って。私は舞台の質とか演技の上手さとかは正直よく分からないんですが、人の感情にあれだけ訴えることができていたら良いお芝居だったと言えるんじゃないでしょうか。普段見ている芸人の顔とはまた違った面が見られたのもすごくいい機会だったと思います。好評につき、また第2回公演もやることになったようなので、その時は見に行きたいです!


余談ですが、テーマ曲がエレカシの『今宵の月のように』で、それもとても合っていてよかったです。3日経った今でも頭を回ってますよー。それから、一番の深刻シーンでデッカチャンが、「マサルは俺たちとは違うんだよ!」と思いっきり間違えていたのにびっくりしました(多分ユウタって言いたかったはず)。マサルはあんただよって心の中で突っ込んでしまった(笑)。