「月島慕情」 浅田次郎著なんでこんなに情のある話ばっかり書けるんだろう。電車の中とかでうっかり読んだら涙を止めるのに一苦労します。特に最後の「シューシャインボーイ」はやられます。人の冷たさ、世の中の不条理さにのたうちまわっている人間には救いの作品かも。やっぱり本読むのっていいなあ。文春文庫543円+税