先日、ツーリング中にスピードメーターが突然動かなくなってしまいました。

 

全く動きません。

 

ワイヤーが切れたか?と思いきやギヤ辺りで異音がして固い感じです。

 

 

 

フロント足回りを分解してみました。

 

 

 

おっと、、

 

メータースリーブがグチャグチャに変形しています。

 

これはもう使い物になりません。

 

 

ギヤが固くなって、スリーブに力がかかり結合部が破損した。

 

という故障原因でした。

 

じゃ~なぜギヤが固くなったのか。

 

答え)

 

シールが劣化し破壊→異物が侵入→グリス抜け~ギヤが固くなった

 

そして、

→スリーブ結合部が壊れた→メーターが動かなくなった。

 

という具合の不具合でした。

 

 

当時もの中古の純正品を使うとこうなります(笑)

 

 

外したメーターギヤです。シールがボロボロでした。

 

ちなみに私のZ2はZ750Fのメーターギヤを使っています。

 

メーターギヤを分解します。

 

オイルシールを外すと分解できます。

 

ボロボロのオイルシールを外すと、、、、。

 

真っ黒なグリス?がどろっと出てきます。このグリスは私はスプレーで入れたものです。

 

きっとグリス切れだったのでしょう。

 

手で回すとじゃりじゃりします。

 

ん~かなりほこり砂が入り込んでいたようです。

 

 

綺麗に内部を掃除して拭き取ります。しっかりパーツクリーナーで洗浄します。

 

 

そしてグリースをたっぷり塗り付けてリングギヤを挿入します。

 

 

で、またグリスをこれでもかというくらい塗り付けます(笑)

 

最後にオイルシールで蓋をします。

 

新しいオイルシールが付きました。

 

ちなみにこのオイルシールは250円です。 安っ。

 

中華製ではありません、立派な国産一流メーカーのオイルシールです。

 

武蔵オイルシール製です。

 

私の場合は純正のオイルシールは使いません。リプロ品も使いません。

 

国産シールメーカーの型番を調べて信頼あるシールを使っています。Oリングも同様です。

 

純正の品質が一番という方もおられますが、50年前のカワサキ純正じゃ~あまり信頼できないと勝手に思ってます(笑)

 

で、組み込んで異音も無くメーターも正常に作動して修理完了しました。

 

 

めでたし!