Z2に使うためのシリンダーヘッドをシルバー色から黒色へ塗装しました。
本来このヘッドは、Z1A以降のシリンダーヘッドのため純正でシルバー色でした。
750RSは標準で黒色なので自分で耐熱塗装します。
塗装するスプレー缶は耐熱や耐油性能が優れているといわれている「トップヒート」です。
色んなブログを参考にして、この耐熱スプレーが最も良いと購入しました。
メーカーのうたい文句も素晴らしいです。実際のところの効果は初めて使うのでよく分かりません。
色は半つや消し黒です。
簡単にマスキングします。
かなりいい加減なマスキングでも大丈夫です。スコッチで擦れば直ぐ落ちます(笑)
これが「トップヒート」です。この商品を宣伝しているわけではありません(笑)
自己責任で良否の判断してください。
この塗料は吹いた後に磨けばすぐに落ちます。ですからはみ出たら後から磨いて落します。気楽な塗装作業です。
熱を加えると強固に密着するようです。
塗装前の色です。 Z1A以降なのでシルバー色です。表面は割ときれいです。
排気側のねじはM6なので73年~75年までのシリンダーヘッドと思われます。
発売当初の初期Z1も黒塗りでした。そのほとんどはアメリカ向けの輸出です。
しかしながら、アメリカ大陸を長時間で高速巡行するとオーバーヒートし易いとの対策でZ1A以降のエンジンはシルバー色にされたそうです。
本当かどうかは定かでありませんが、どこかのバイク雑誌で読んだことがあります。
でも黒エンジンの方が、Z1・Z2には断然似合うと思います。
排気側です。
適当に吹き付けましたが、乾くといい感じの色に仕上がりました。
なんか、このエンジンはフルレストア済の高額Z2みたいになってきました。
ですが、決してフルレストアZ2ではありません、最低限乗るために支障のないレベルのセミレストアです(笑)
ですが安心して高速も乗れるように重要保安部はちゃんと新品交換しています。