TechCrunch50終了、SEKAICAMERAは残念。 | 七転び八尾記

TechCrunch50終了、SEKAICAMERAは残念。

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TechCrunch50が終了した。優勝者はYammerという、今年は出場者が多かったため5つの審査員特別賞もあった。Yammerは、Twitterのようなメッセージングシステムを利用し、企業内のコミュニケーションを支えようというサービスで、Addminでユーザー削除の機能やパスワードポリシー機能、IP制限機能などを追加すれば有料一人$1/月になるというものらしい。それにしても、終わり方は以外にあっさりしていたのでビックリした。あれあれという間に終わった。日本勢3社もがんばっていたが、残念なことに1社も入らなかった。あれだけ会場やネットを盛り上げたSEKAICAMERAは、何ももらえなかった。応援していただけに本気で残念だ。SEKAICAMERAは、実現するために解決しなければいけな問題も多く、その部分に対して回答が不明確だったのでエキスパート(審査員)が評価を下げたのかもしれない。ある意味、このサービスは先を行き過ぎているともいえる。でも僕は結構好きなんだけど。SEKAICAMERAについては、かなり的確な意見を書いていらっしゃるゼロベース石橋社長のブログを見つけたので興味あったら読んでみてください。帰りに頓知.社の面々と7thストリートの美味しいハンバーガー屋さんで夕食を取ったが、井口社長は流石に悔しそうだった。でも、まだこれで終わったわけじゃない、あれだけ皆がCoolだと騒ぐのだから、きっと動き出せばすごいことになるに違いないと僕は思う。「井口社長がんばってください、期待してます。」さて、今回の結果を見ると、やはりTechCrunch自体がサービスインがすぐ可能なものを選択しているように感じた。そして僕が創造していた以上に米国の投資家たちは現実的だなあと思わされた。今回参加してみてアメリカ人もWEB社会の行き詰まりを感じてるんじゃないかなあと思ったりもした。でも、彼らのアイデアを生み出す力や、それを実現させるための行動力には感服した。そして、日本人もまだまだ捨てたものじゃないと思ったりもした。近い将来、日本発でワールドワイドなソフトやサービスを作り出し、世界という市場で十分戦えるような企業が出てくるかもしれない。私たちもその一端を担えるよう、がんばりたいと思わせられる3日間であった。