サッカー選手のみなさんありがとう!
日本がブラジルに4-1で負けた。まるで大人と子供の戦いを見るような感じだった。でも日本選手は全員がなんとか勝ちたい一心で一生懸命プレイしていたに違いないと思う。そして誰よりも彼らが一番悔しいはずだ。僕は、あまりサッカーは詳しい方ではないが、今回の大敗の原因は、個々の身体能力のあまりの違いだけではないような気がする。小さな力を集めて大きな力にすることができなかっただけではないだろうか。ブラジルはプレイヤー個人の力が大きいうえに、その力を束ねもっと大きい力にする。日本は個人の力が小さい、そしてその力を束ねることができないので、もっと小さくなる。これはブラジル戦だけでなく、どの試合でも日本の結束力のなさを感じた。前回のワールドカップに比べて、そして1試合目、2試合目、そして最終戦とだんだん、結束力が弱まってしまったように僕には見えた。これはジーコ監督の戦略かもしれないし、相手が強くなっていっただけかもしれないが、僕の目にはそううつった。僕は、これを見て会社経営も同じだなあとつくづく思った。会社も弱い力を結束させて強くする集団であるべきだと僕は思っている。しかし、会社というのは良いときには弱さが見えず、その状況に流され、気がつけば出来る一人に頼っている状況がしばしばある。これは組織ではないし、会社でもないただの一人におんぶに抱っこの、乗り合い船みたいなものだ。こういった組織はキーマンが船から下りれば沈没するのだ。しかし、会社で社員全員がそういう意識を持ち、会社にとって、同僚にとって、またその関係者にとっての自分の重要性や自分の存在意義を示し、結束力を高め、1+1を5にするようなことはなかなか難しい。僕も11年会社をやっていてこれを実践したいと思っているが、なかなか実現できない。これが出来ていればきっともっと儲かっていると思うし、会社もまだまだ大きくなっているだろうと思う。と、こんなことを考えているといままでの会社経営に対していろいろ反省してしまった。サッカーの話から会社の話になってしまったが、今回のワールドカップを見て、私の会社にも組織力・集団力を持つ組織、そしてそれを作る従業員の育成にもっと力を注がねばと再認識した。ジーコ監督、選手のみなさん、色々考えさせてくれてありがとう!また、4年後があるではないですか!僕もそれまでに会社を大きくしてスポンサーでもやってやろうかなあなどと思い、今日の日記を終わります。