円高は喜ばしいのか?
円高が急速に進んでいる。一般の人からすると海外旅行にやすく行けるなどと楽しいイメージが多いかもしれないが、実は悪い部分の方が多い。このまま、円高が続くと輸出中心の企業の利益が減少するはずである。しかも、日本は貿易収支が黒字の国つまり、輸出中心で儲けている国である。そして、今月は日本の上場企業の大半が決算を迎える時期である。あるデータによれば日本企業の損益分岐点は106円であると言われている。となると、今日95円台をつけたわけで、かなりヤバイということになる。単純に計算すれば、2月末108円が現在95円ということは、10%以上利益が減少している計算になる。ここからが問題だ、当然利益が減れば景気が悪くなる。景気が悪くなれば給与も減り、失業者が増える。そして、海外旅行へ行くお金は無くなる。というわけだ。まあ、他にも色々な要因が関わりあうので、一概に上記の流れが正しいとは言えないかもしれないが、基本はこうである。そんな最中、日本の政治家は日銀総裁を決めることに無駄な時間を割き、道路財源確保のためだけに奔走している。アホの集まりではないのだろうか。世界は動いているのに。世界もだんだん日本の政治馬鹿に愛想をつかしてきているし、日本企業への期待も薄らいでいるような気がする。私も一日本人経営者として世界に馬鹿にされないような日本にできるようがんばりたい気持ちでいっぱいだ。P.S.カレーは本日で43日目に突入。 今日は会社の前のカレーうどん千吉のカレーうどんをいただきました。