姫路から10年来のお付き合いの

60代半ばのお友達が遊びに来て

お仕事帰りに 職場近くの近所の鳥せいさんへ

生酒をはんぶんこ


彼女はいつもシンプルであっさりしていて

自分の人生を本気で楽しんでるし

本気で感謝してる

ほんとにあっさりと。

出会った時から

あんたなー  あつかましいに楽しまなあかんで

私はお父さんで家もあって幸せやわー   と。



そこに  自分への何の言い聞かせもない



大丈夫か?

息子元気にしとるか?

と聞くけれど


不安をあおるような心配はしない

そっか

しゃーないな

そら無理かー

ま、良かったな!


と なんか最後にはクスッと笑う。




暗くなった

寺田屋や酒蔵の街並みを

へー  ほー!と興味深そうに見て回る




そうか。

一切  嘘がないんだな


正直なんだな


だからずっと

彼女といるのが楽なんだ


憧れてるんだ





60代は 捨てたもんじゃないなあと思う


じゃまたな!と颯爽と帰って行った


その時

あ、私はもう今の京都の生活が日常になってて

その日常に戻っていくんだな。

と思った


いろんな話ししたせいか

少しさみしくなって

何やらおもいだしたら

ひとり歩くときに

愛されたい病が久々に勃発して

涙ぐんだのだけど



同時に いろんな人に大事にされてること

いろんな人に愛されてると感じる

そんな さみしさの種類みたいな



だって

こうやって 私に会いたいって来てくれる人がいる


そばに居てくれる人もいる





酔っ払い?

意味不明    笑



ちょっとの日本酒で

幸せな時間だったみたいです