コカリナ仲間のSさんから

「素敵な場所があるから、そこでみんなで一緒にコカリナを吹こうよ」と声がかかった。


コカリナの良いのは

よいしょ、よいしょと運ぶ必要がない。

ただ首から下げればいいだけ。

電源も機材もいらないから、どこでも好きな所で吹けるウインク


いいね!と応えたのは、5人。

素敵な場所ってどこだろう。




新潟市から車で約1時間

加茂市の加茂山公園に到着した。


ここは子供たちの保育園遠足で何度か来たが、林の奥へと入っていくと、突然ステージが現れてびっくり。

知らなかったな。



確かに素敵だね!

声や音の反響がすごい!



あとの2人を待ちながら、準備をした。


そして

はじめにSさんが「森の妖精」を吹いた。




すると

小鳥たちが、一斉に反応した。


森や林や河原でコカリナを吹くと、野鳥たちが集まって来るとは聞いていたが

本当だったんだね。


小鳥たちも参加の「涙そうそう」




「さとうきび畑」


遅れてやってきた2人が

「遠くまでよく聴こえたよ」と録音してくれていた。


沖縄戦後77年、返還50年の節目

犠牲となったたくさんの方たちへの鎮魂の思いを込めて、4人で吹いたのだ。



全員が揃ったところで



「埴生の宿」

「いのちの歌」

「故郷の人々」


そして最後は


「ひまわり」



林の清澄な空気

コカリナの優しい音色と小鳥たちとのハーモニー

心優しい仲間たち

本当に楽しい時間を過ごした。


コカリナを吹いたら、また次の予定へとみんな別れてゆく。

それがまたいい。


ささやかな時間だがとても心豊かな時間だった。