頭頂やその周辺までバリバリ、ベリベリと深奥まで硬縮と癒着が取れて

きだすと後頭筋の上部の癒着も漸くつられて動くようになり、

後頭筋の深奥までやはりバリバリ、ベリベリと取れてきて、ここに至って

僧帽筋全域(赤線内)まで何処がどう動くのか精微に感じ取れるように

なり、そこそこ鈍痛のあった僧帽筋上部の癒着も採れて自分でも驚く

位、僧坊全域の硬縮が取れてグニャグニャに動くようになりました。 

 ですが僧帽筋の硬縮と癒着が取れたら右の棘下筋(青線部)が露骨に

癒着を感じ取れるようになり、現行ではこれを取るのにいろいろ

工夫中です(=_=;)。

 後頭筋上部まで硬縮と癒着が取れて初めて、頭頂や側頭もガチャガチャ、

ベリベリと癒着が取れ、ようやく僧帽筋にも一気にアクセス、癒着が

剥がれたので、やはり僧帽筋単体で硬縮や癒着が取れる事は考え

にくいと思います。そして僧帽筋が緩まないとそもそも棘下筋の

癒着は構造上からも感じ取れないと思われます(=_=;)。

棘下筋のコリ、硬縮はその周辺部が緩まないとアクセス出来ませんが、

これが取れるとおそらく体正面で手を組んだままグルんと

後ろまで手が回る、また取れない限りはグルんは不可能だと思われます。

 

 僧帽筋全域の自由度が上がるとおそらく次の難関と思われますが

脊柱部の筋膜や筋群そのものの硬縮、癒着も強く感じ取れるように

なります(=_=;)

 これらと、これらに相関する筋群の硬縮、癒着が完全寛解、綺麗に

取れればイナバウアーやブリッジして自らの足首が掴めるといったトコロまで

追及可能になるでしょう。

 

 下記の図は主な下半身の癒着トリガーポイントですが、こうした上半身の

寛解が進むにつれ見事なまでにそのまんま硬化と癒着を感じ取れる

ように(=_=;)。

下半身は特によく感じられるようになりますが、硬縮がかなり取れて

緩んでこないと癒着がドコなのかわからない位、硬化してました。

 一時期、硬縮、癒着剥がしに中国鍼の大家に一度に全身の前面か

背面別に(横になるので)いっぺんに150~200本ほど、骨まで届く、

モノによっては10㎝などという深部までの距離の針を打って貰い、

45~50分ほど刺したままの置き鍼といった治療を幾度か通い

ましたが、これ、硬化や癒着が酷いにせよ筋量が多い方が効果も

改善も圧倒的に早いそうで、筋量の無い鍛えてない人だと別な位、

即効性が異なるそうです。

 特に年配の方の改善は日進月歩とはいかないとの事。

神経刺激はいずれにしても自己による追及、深度が無いと

顕現しにくい証左そのものと言えるでしょう。

 また、大学生や青年期のスポーツ選手などの血行の極度に良い現役

でも過負荷や慢性疲労によるこうした硬縮、癒着は激しく起きている

ケースは多々あるそうで、やはり日常生活において通常、筋膜癒着は

避けて通れないものなんでしょう。

 そうは言っても御年輩や御老齢なのに驚くほどグニャグニャで

疲れ知らずの方もいるので、こうした過緊張原因は一筋縄では

説明のつきにくい部分もなんだかんだ多々ありますわな。