ナチュラルビルダーの傑出した筋量を持つ選手のトレーニング内容を、特にコンテストコンディションでの体重、
絞って仕上げて「身長-90」、自分の場合、173㎝ですから83㎏という事になるワケですが、
この「身長-90」という公式の当てはまり、かつ体脂肪7%以下というコンディションを作り上げた
コンテンダーはここ半世紀、国内の場合だと厳密には1980年代以降だと思いますが、それほど
いるわけではありません。
自分はステロイダーの筋質もそれなりにみてみるとわかってしまうので、特にドーピングチェックの陽性、
陰性の有無にかかわらず、ケミカルでも同化ホルモン使用の疑義、検出の無いコンテンダー、ですから
興奮剤系、神経系の検出者も含めて、勿論、完全にクリーンなコンテンダーは勿論ですがこれに該当
する人物のトレーニング内容、特に成長著しい時期を選んで抽出、統計化してみました。
現行だともうダントツの筋量を誇るのは誰もが鈴木雅選手だというと思います。
彼の場合、下半身の、特に大腿前部、後部の筋量はおそらく日本人過去最高
ですので、この部分の占める筋量も他のコンテンダーの比重を凌駕していると思います。
現在の鈴木選手のコンテストコンディションは仕上げて水抜きもして81~80kgですから
水抜きしない場合、おそらく83~85kgという事になると思います。
これを公式に当てはめてみると、身長168-83として、85という数字が出てきます。
田口が身長180㎝で体重コンテスト時に87kgで180-87ですから、93、
自分の身長に当てはめてみると88、80という数字が出てきます。
やはり全国レベルで戦うには身長-90以上の体重で仕上がる水準レベルが要求されるわけです。
自分だと仕上げて83㎏、やはり少なくとも体脂肪7%以下で80kg以上は残る筋量を培わないと
ならないワケです( ̄ー ̄;
現行の筋量プラスおそらく8kg以上は必要です。まぁそうはいっても自分も大腿部はバカバカ筋量が増えるので
下半身のトレーニングは現在、骨盤の再調整で既に半年、休止中ですから、再開すれば大腿左右両方で
3~5㎏は簡単に増やせると思うので、残りの5kgをどこで増やすかです。
腕と肩で2㎏、胸で1㎏、背中で2㎏といったトコロでしょうか。これが自分に要求される今のトコロの最低水準
に該当するというワケです。
話は戻してこの、公式「身長-90」、
過去にさかのぼり拾っていくと、やはり日本選手権タイトル経験者か世界選抜組ばかりになってしまいます。
過去の優勝者、(1980年以降)
朝生敏雄、石井直方、小山裕史、小沼敏夫、谷野義弘、田代誠、合戸孝二、鈴木雅、(1980~の日本タイトル)
う~ん( ̄ー ̄;、JBBF(日本ボディビルフェデレーション)の過去の入賞者、クオリファイ入りしている方々でこの数値
を下回る方を探す方が困難です(・_・;)。
というわけで、ここで趣向をいったん変えてこの数値を下回りそうでクォリファイコンテンダーを拾い出してみましょう。
ちなみに自分より明らかに身長の低い170㎝以下の方々は割愛しました。
廣田俊彦、
井口吉美智、
大河原久典、
難波文義、
山本昌弘、
林久司、
村松幸大、
石崎秀二、
片川淳、
写真が無いけど、岡本正信、上野克彦。
う~ん( ̄ー ̄;、そうはいっても、率直に言ってたぶん、自分よりも皆さん、身長低いです。
そして全員が全員、ウエストが細く自分と同じ手首の細い、元々スレンダータイプな方々しかいません(・_・;)。
驚いた事に全くウエイトトレーニングに関係していない仕事をなさっている方はこの中で引退した
上野さん、石崎君、、そしていまだ現役の村松さん、片川さんだけです。
上野さんも村松さんも確か消防士、石崎君と片川さんはどちらも社長業です。
あとはやはり半数がGYM経営者と現役トレーナ-です。職場に理解がある、トレーナー、公務員、自分で時間の
マネージメント可能な経営者しかいません。
でも、率直にって皆さん、バルクっつ~よか、キレで勝負するタイプで服着ると意外に普通の人なんすよね・・・
やっぱりバルクもあって、かつデフニtションも凄い石井さんや小山さんみたいな方になりたいもんです
m(_ _ )m
歴代全日本優勝者の中では、そうでないといえば生物学者の石井さんが東大の教授ですが、
関係者と言えば関係者です。そしてあとの全日本タイトラーは半数がGYM経営者、残りは全員現在の
GOLDGYM関係者です。
やっぱり、パンピーには事実上ほとんど道の開けていない世界です(@_@)。
話がそれちゃったけど、こうしたやはりバルクタイプで全日本級、どういう傾向が
トレーニングにみられたか次回書き下してみます。
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