『昭和あれこれ』 ~「エレキにしびれていた」の巻 ~ | 四季通信

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いろんなことを書き綴っていきます。

 

今日の『四季通信』は、

昭和あれこれ

 ~「エレキにしびれていた」の巻 ~ です。

 

 

ぼくが
中学生の頃だったと思います。

どういうきっかけだったか、

忘れたのですが、

寺内タケシとバニーズという

エレキバンドの

レッツゴー運命』という

LPレコードを買いました。

それまでも

寺内さんのレコードは

買っていたと思うのですが、

その中でも

レッツゴー運命』は、

強烈なイメージで

今も、

ぼくの中に残っています。

 

 

どういういきさつで

このレコードが

作られたのかということについては、

こういう話があります。

 

60年位前になると思いますが、

(あいまいで申し訳ない)

エレキギターは不良をつくる」ということが

ある県の教育委員会が言い始め、

それが瞬く間に全国的に広まりました。

エレキの会場へ行くと、

学生証が取り上げられ、

また、謹慎、退学ということも起きていました。

そういう風潮に、対抗したのが

当時からエレキの神様と言われた寺内タケシさん。

大人が好きな、クラッシックと民謡を

エレキギターで演奏し、レコードで発売したのです。

それが

この『レッツゴー運命

レコードは大ヒット。

それが功を奏して、

レコード大賞編曲賞受賞。

それ以後、エレキは、世の中に認められてきたわけです

 

 

どういうレコードだったかというと

クラッシック音楽を

エレキギター

弾いてしまおうという

レコードだったのです。

 

まず

レコードジャケットは

 

収録曲は

 

A面

① 運命(ベートーヴェン)

② 白鳥の湖(チャイコフスキー)

③ ペルシャの市場にて(ケテルビー)

④ 熊蜂の飛行(コルサコフ)

⑤ ショパンのノクターン(ショパン)

⑥ 剣の舞(ハチャトリアン)

 

B面

① 未完成(シューベルト)

② ハンガリー舞曲 第5番(ブラームス)

③ カルメン(ビゼー)

④ ドナウ川のさざなみ(イバノビチ)

⑤ ある晴れた日に(プッチーニ)

⑥ エリーゼのために(ベートーヴェン)

 

 

どうですか。

そうそうたる曲ばかりでしょう?

運命』の最初の出だしの

ダ、ダ、ダ、ダーン」で

もうすっかりとりこになってしまいます。

中学生のころから

今に至るまで

何百回と聴いてきました。

 

寺内タケシさんは

数年前にお亡くなりになりましたが、

亡くなる前まで

全国で

エレキの良さを伝えるために

頑張って来られました。

グループ自体は

まだやっておられます。

よく

神戸

モズライトカフェ」というところで

ライブをやっておられるので

近日中にでも

行ってみようかなと

思っています。

 

 

ということで

今日は、このへんで。

また明日

お会いしましょう。