今日の『四季通信』は、
『あれも描きたい これも描きたい』
~「野球漫画あれこれ」の巻 ~ です。
※
現在、「野球漫画の歴史」なるものを
少しずつ書き進めているのですが、
その中の
挿絵というか
文章に添える漫画を
少しずつ
描き続けています。
今日は
今現在
出来上がっている絵です。
それを観てください。
※
まずは
『ナガシマ君』(わち・さんぺい)
連載
『少年』1959年1月号〜1964年8月号)
この漫画
大好きでした。
登場人物が(犬や猫も含めて)
実にほのぼのとした漫画でした。
ここに載せたのは、
『少年』の付録についていた
ちいさな雑誌から模写しました。
※
次に
『スポーツマン金太郎』(寺田ヒロオ)
連載
『週刊少年サンデー』1959年創刊号~
小学館の学年誌の 1970年3月号まで
小学館の雑誌に断続的に連載。
寺田さんの代表作だとぼくは思います。
寺田さんは
特に野球漫画を
たくさん描いておられますね。
初期の『少年サンデー』には、
この『スポーツマン金太郎』と
『背番号0物語』の
2本を同時連載されていました。
※
そして
『ちかいの魔球』(ちばてつや)
連載
『週刊少年マガジン』1961年1号~1962年52号
この漫画以降、
『少年マガジン』において
野球漫画が攻勢をきわめていったと
思います。
※
そして
『黒い秘密兵器』(一峰大二)
連載
『週刊少年マガジン』1963年~1965年
ぼくの
小学校4年生から
6年生のときにあたります。
ぼくはどちらかというと
そのころは、
『少年サンデー』のほうを
よく買っていましたが、
この
『黒い秘密兵器』は、
よく読んでいて
続きが待ち遠しかった記憶があります。
このころ
『少年マガジン』も
同時に買っていたのかもしれません。
とにかく
懐かしい漫画です。
※
ここまで書いて
気づかれませんでしたか。
それぞれの漫画の
ユニホームを観て下さい。
すべて
ジャイアンツ(巨人)の
ユニホームなのです。
(「ナガシマくん」は、
そうではありませんが、
名前がもう巨人ですよね。)
当時は
日本テレビが
巨人戦ばかり放送していたので、
巨人ファンが多かったせいもあるのでしょう、
「巨人、大鵬、卵焼き」という
ことばは、
このころ流行したのです。
※
ということで
今日は
このへんで。
また明日
お会いしましょう。