今日の『四季通信』は、
『あれも書きたい これも書きたい』
~「やっつぁんが集めた名(迷)語録」 ~ です。
ちょうど一年前に書いた
記事です。
永六輔さんが拾い集めた
市井の人々の
ことばを
本の中から、
抜粋したものをもとに
書きました。
ここに登場する
人々というのは
なんと素敵な
ことばを
残しているのでしょうね。
とにかく
考えさせられることばや
思わず
そうだそうだと
うなずく
ことばばかりです。
それでは
2023年1月11日の
『四季通信』です。
※
ここ2日、
『やっつぁんが集めた名(迷)語録』というのを
書いています。
ことばを
拾い集めたり、
愉快な
ことばを
見つけたりするのは
楽しいです。
ですから、
臆面もなく
今日も、
『やっつぁんが集めた名(迷)語録』を書きます。
今日で
第3回です。
※
前にも書きましたが、
ぼくは、
永六輔さんの著書が
大好きなのです。
なかでも、
芸人、タレント、市井の人、
無名の人たちの
ことばを
あつめた
語録集が
好きなのです。
ここからは、
『壁に耳あり』(永六輔:講談社文庫)
に書かれている、
一般のひとびとの
ことばを
拾い集めてみましょう。
※
「『無名人語録』って、
永さんが聞いた言葉を
並べているんですってね。
永さんの言葉じゃないとすると、
そうか、それで
テリー伊藤が
『他人のフンドシ』って
いったのか」(187ページ)
なんか、
ぼくもあてはまりますね。
※
「近所の飲み屋で、
夕方よくあうオッサンがいまんのや。
一日中、汗を流して働いて、
入ってくるなり
大ジョッキ。
クーッとあけて、
空になったジョッキをドーンと
テーブルに置いていうんですわ、
『よっしゃ、
今日も生きたァ!』
わて、
このセリフを聞きたくて
夕方になると、
その店に行ってまんのや」
(71ページ)
※
「答えはいくつだってあるという
教育をしなきゃ。
人生は
○×じゃないんだから。」
(79ページ)
※
「会社に来ると、
みんなコンピューターの前に
座っちゃうんだ。
オーイ、話をしようよって
叫んじゃったぜ」
(81ページ)
※
「親戚にだよ、
寅さんみたいな
奴がいてごらんよ。
人気者になれるかい?
はた迷惑なだけじゃ
ないのかい?」
(93ページ)
辛らつなことばですが、
だから
一般人は
おもしろい。
まちがっては
いません。
※
「知らないのは
恥じゃありません。
知っている振りをするのは
恥ずかしいことです。」
(106ページ)
※
ということで、
今日は
このへんで。
また明日
お会いしましょう。