こんにちは
余命1ヶ月から7年生存中のアラ還グランマ。サバイバーのためのオンライン保健室を運営している「やってやっぺ❣️」のGraceひろです
自己紹介
2015年、ステージ4の乳がんで全摘手術後すぐに全身に転移が見つかり、余命1ヶ月と宣告されました。直後から開始した抗がん剤治療が効き、7年後の現在まで治療継続延命中です。
サバイバーにとって
一番恐れているのは
主治医から
「もうやることがない」
と言われることかもしれません
もう絶対生きられないほどの
状態ではないのに
「このまま何もせず
生命が尽きるのを待てと言うのか」
と
その気持ちを
どこにもぶつけることが
できずに
身体は弱っていく
死の恐怖と闘いながら
孤独に最期を待つなんて。。。
私も
7年前主治医が
自分より先に
治療を諦めてしまって
緩和病棟を申し込んできた時
余命1ヶ月と言われ
底なし沼に足を突っ込み
どんどん
引っ張られていく感覚でした
もがけばもがくほど
引き摺り込まれ
二度と這い上がって来られない
気がしていました
あのまま
一人でもがいて苦しんでも
何も答えが見つからず
見つけようとする
気力さえも無くして
そのまま
緩和病棟で
弱っていったのでしょう
もちろん
緩和病棟では
手厚い看護を受けられて
心穏やかに
過ごすことができたと思います
もし私に
『もうやることがない』
という言葉を
受け入れる覚悟ができていたとしたら
です
私には
まだその覚悟はありませんでした
主治医の言葉と
一方的な緩和病棟の申込みに
納得がいかなかった私でしたが
底なし沼を
下降しながらも
ふと上を見上げると
家族や友人の声がして
引っ張り上げてくれるロープを
垂らしてくれていました
そして
多くの手がそのロープを
握ってくれていました
そこから抜け出したいのなら
自分でロープを掴めば
いいだけだったのです
私がこうして
7年も延命できているのは
差し伸べられた手を
つかんだからに
他なりません✨
今なら
ハッキリとわかります
「何もない」
と言われても
「まだできることはある」
ということが。。。
そしてそれは
上を見ること
誰かの手を掴むこと
そして
1人でいないこと✨