取材の学校 第四回後半 「Kさんの大金星」編 | 中小企業診断士グループ“YTD”のブログ

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平成23年度中小企業診断士試験合格者4名で立ち上げた診断士グループ“YTD"のブログ。YTDとは、「やったるでー」の略。クライアントの「あなたらしさ」を大切した支援を致します。

しんしんです。

前回の続き)

チョコパイとチョコレートパイは違います。チョコパイはこれです。ただ、お菓子の在庫もだいぶ溜まっているでしょうし、チョコレートパイも好きです。

後半は楢崎氏による講義でした。楢崎氏の編集者としての方針は「原稿を受け取ったら、すぐに良いところを話す」ということです。あまり褒めるところがないと「分量通りありがとうございます」ととにかく褒める。

また、専門的な領域では赤字を入れずに、「著者を手助けする権利」を最大限行使する姿勢で臨んでいるということでした。

講義の中心は、「楢崎編集長に『編集者になった理由』を取材する」というテーマでの実践演習です。受講生全員で楢崎さんを囲んで、一人3分程度の時間で質問をし記事にまとめるという内容でした。

受講生それぞれが様々な角度から楢崎さんに質問しました。経歴、趣味嗜好、仕事に対する想いなど短い時間ながらも要点を得た質問をみなさんされていました。特にKさんは楢崎さんの驚きの高校時代のエピソードを聞き出すという大金星を挙げています。

短い時間でしたが、聞いた話を全て書き起こすと2600字以上になりました。それを指定の400字にまとめるのが大変でした。ブログで制限なしに書くだけなら、慣れているので30分程度でも十分ですが、400字にまとめるのが難しい。プロの川口氏でも30分ではキツイだろうとのこと。

私がまとめた内容は次のとおりです。

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編集者を目指した理由

「挫折した夢の後」

楢崎氏が編集者を目指した理由は、決してポジティブな動機のみから生じたものではない。人生の中でいくつかの挫折を乗り越える中で、結果的に編集者を目指すことになったと言える。

子供の頃から、本が好きで高校生の時には、本を仕事にしたいと夢見ていた。そして、将来、出版業界に進むことを意識し、大学受験でも文学部を志望した。

文学部の受験に失敗し、早稲田大学の人間科学部へ進学することになった。スポーツライターを目標に、スポーツジャーナリズムを中心に学んだ。卒業後、医療系出版社への入社が実現したが、本人にとって編集者はライターになるためのステップに過ぎなかった。

しかし、出版業界の中で、多くのライターと仕事をする機会を経て、自分がフリーで独立しライターになる覚悟や努力ができないこと、ライターに向かないことを自覚しながらも、一方で編集の仕事が好きになっていった。このぼんやりとしながらも強い意思が楢崎氏が編集者となった理由である。

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講評は川口さんが行いました。良かった点として「スポーツライターのような見出しと文体」と「ぼんやりとしながらも強い意思」という表現の2点を指摘していただけました。

スポーツライターのような文体になったのは、中竹監督にお会いした後だったからなのかもしれません。「ぼんやりとしながらも強い意志」という表現になった理由は、書き起こした文章を見たとき、明確に「OOという理由で編集者になった」というコメントがなかったので、「ぼんやりしているな」という思いをそのまま書きました。一方で「強い意志」というのは、編集者として良い雑誌を作りたいという意思を相当強く感じたからです。

楢崎さんには、続きをブログで書く事を了解していただけましたので、時折エピソードをブログで紹介したいと思います。これだけ面白い話を捨てちゃうのはもったいない。


今後は、楢崎編集長には、ライターとして様々な企画を売り込みに行きたいと思っています。

アイデアもネタもあります。ライターとしてのスキルはこの2ヶ月間で相当程度向上しました。また、YTDという組織もある。このブログのアクセス数は診断士ブログとしては上位にあるので、メディアミックスを仕掛けられる。これが自分の強みだと思うので、最大限生かしたいと思います。


最後は、いよいよ姫野事務局長による講義ですね。ラスボスとの最終決戦が楽しみです。

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