なんかしたいけど、モヤモヤしてるひといっぱいいると思うけど | 生きずに死ねるか!〜渡辺拓也公式ブログ〜

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たった一瞬の『生きててよかった…!!』のために何度だって生きてやる。九州に家族型シェアハウス文化を広めた先駆者、渡辺拓也のブログ。


「なにかしたいけど、お金しか出せなくてモヤモヤしてるひといっぱいいると思う」


これはFLYING DUTCHMANのhuman errorって曲のなかの言葉。

今の僕は、なんとなくそんな気持ち。



社会ではすっごくいろんなことが動いてる。

大飯原発の3号機は再稼働しちゃったし。

沖縄でも知事さんがガチでバトってくれてる。

首相官邸前では4万人以上のひとたちが毎週デモしてくれてる。


身内の話では

東京で住んでたMurabitoシェアハウスが50人以上のOB、現住人集めてキャンプしてたし、

まぁーぼーっていう対話のプロフェッショナルはいろんな場に顔を出して、

きちんとした知識と情報と自分の意見をもって、対話の場をつくってる。

高校生の頃の大先輩だったどんちゃんは、当時229ってイベントの仲間と一緒に

東京の小学校のこども達に安全な野菜を届けるために10ヶ月がんばってる。

師匠の荒川祐二さんはいまだに講演家として全国まわって、こどもたちに筆と話で希望をつくってる。

経営者としても、大切なことをどんどん学んでいってる。

きっとその他にも俺の知らないこといっぱいやってる。






俺は

いったい

なんだってんだ


ってな。



楽しくやってるよ。

割と楽しくやってる。

昨日だってまたたび吉塚で家族会議があって

新しいメンバーが入って初めての一同に会する機会だったから

みんなに会えて嬉しかったし、家族会議のファシリのために必要なことはむっちゃ考えた。


たかがコミュニケーション、

それでもぼくはぼくにできるベストを尽くしてると思ってる。

奥が深いファシリテーション、

それでもぼくはまだわからない部分を探りながらも場をつくろうとしてる。

やってくる悩み相談、

勉強してるカウンセリングやコーチングのスキルを使って、ひとつふたつは悩みを解決して

すっきりした顔で帰ってもらってる。



感性のことにしたって

最近の雨続きに乗っかって、和服きてもういっかい書道なんてやりだした。

本だって読むよ。言葉の、人の心の勉強にもなってる。

絵だって描くようになったし、こうして文章も書くようにもなった。

モノづくりにしたって、やっぱり掃除の途中にどうしようもなく必要だと思えたら

その場でノコギリとインパクトドライバー取り出してつくっちゃってる自分がいた。



バイクで突然闇空のなかへ、まだ行ったことのない場所まで旅にでるし、

車でだって、少し安全で快適な空間から移り逝く景色を眺めながら心の整理をしてる。




やってるよ。

怠惰だなんだと自分でも思うことはあるけど、

こうして書いてみればやってることはやってるんだ、案外とね。




だけど、なんなんだろう。

この胸のモヤモヤは。



もう、なにか。

ぼくひとりの問題じゃない気がする。

ぼくひとりだけ幸せになってちゃいけない気がする。

ほくひとりだけのほほんと生きていちゃいけない気がしてるんだ。



なんで…って


仲間が戦ってるか…ら?


うん、きっとそうだ。

そう浮かんだから、きっとそうなんだ。

戦友と思えるヤツらが今、まさに現場で、戦ってるからなんだ。


だから僕は迷うし、葛藤する。





うん。そうだな。

でも、そうなんだな。


ぼくは今、とても欲張りだ。

アレもコレも、あれもこれも手に入れようとしている。

あれもこれも、何もかも、自分でやろうとしている。

自分でやろうとしている。

なんのため?



自分の情けなさを払拭するためだよ、きっと。

他人のせいにすんなよな。



背伸びって、きっと必要だ。

等身大なんて、幸せにはいいコツだろうけど、

ドラマチックに生きる者にとっては、体のいい言い訳だ。


ぼくは、背伸びしたい。

今より、1年前より、できることが多くなっていたい。

今より、1年前より、人の役に立てることが多くなってたい。

今より、1年後には、東電とかテレビとかそーゆうんじゃなくて、

ほんとに世の中の役に立てるような人間になりたい。



なんだかんだ言ったところで

ぼくはまだ

世の中を諦めたわけでもないし、

社会を諦めたわけでもないし、

自分自身を諦めたわけでもない。

から。



どれだけ達観した思想をもとうが、

どれだけ冷めたふりをかましたところで、

ぼくはぼく自身を諦めたわけではないのだから

この燻った熱が冷めるわけないだろう。


火種が熱くて仕方ないんだ。





シェアハウスは、あくまで土台。

生活だから、それが基本で、basementで、土台なんだ。


だからぼくは、

その土台のうえに何を建てるか。

その土のなかに、何の種を植えるのか。

その土から、どんな花が咲くのか。

どんな果実が実るのか。



この作業は、それを紡ぐ物語。

ぼくは、ぼくの物語を描こう。

小説で、絵本で、物語で、ドラマで、演劇で、映画だ。



負けないよ。

遠くで戦ってる戦友にも負けない。

ぼくは肩を並べていたいから。

必ずそこにいってやる。

同じ舞台に立つんだ。




ぼくはここで

ぼくの存在意義を示してやる。

自分のために。

コミュニティのために。

仲間のために。

世の中のために。



たゆまぬ努力を、

とめどない研鑽を。