紅茶を初めて飲んだ時のことを覚えていますか??


自分は覚えています。なぜなら美味しくなかったから。


初めて飲んだのはたしか午後の紅茶のレモンティーでした。黄色いラベルのコンビニのやつ。どうやらレモンティーだとかフルーツ系のフレーバーって紅茶を飲む人の中でも好き嫌い別れるらしいですね。ミスでした。


紅茶を初めて口にしたのって確か小学校にあがってからでしたが、当時の私は二度と飲まないと固く決意したのでした。


それから時が経ち、10代である自分も終わりを告げようとしていました。


飲んでみたいと思ったきっかけは私の好きな人兼推し。

その人はコーヒーが飲めない代わりに紅茶をよく飲むのだそう。眠りに入るのが下手だから、はちみつの紅茶でリラックスしてからお布団に入るんだって。なんてかわいい人なんだ。


話を戻します。推しが喫茶店で紅茶を飲んでいるストーリーをたまに見かけていましたが、それに使われていた茶しばきロックという曲にときめきました。


ロリィタぽくてレトロな絵柄のMVに反し茶しばきという言葉を用いたギャップにとても惹かれまして。中毒性のある曲で、ボーカルの声も心地よく可愛らしい感じ。


どうにかして推しと同じものをすきになりたい、茶しばきロックのMVみたいにかわいくなりたいという安易な考えで、紅茶について調べ始めてからはもう早かったです。


どうやらミルクティーが飲みやすいらしい、午後ティーや紅茶花伝などは手が出しやすいらしいという知識を身につけ、初めて飲んだミルクティーは意外とすんなり飲むことが出来ました。


少し大人になれた気分でうきうき。なんだ、紅茶っておいしいやん!という発見。それからは好んでミルクティーを飲むようになりました。成長して味覚の変化があったのかも。新しい味を発見した楽しさってすごい。


今はまだミルクティーしか飲めないけれど、これからも徐々に色んな味に挑戦したいなと思うようになりました。食わず嫌いや飲まず嫌いはやめよう、と思った出来事でした。



推し、ありがとう。あなたのおかげで味覚の楽しさを再確認したよ。更には新しく好きな曲もできたし、そのバンドも好きになったよ。推しの力って偉大だね。。!


おわり。