今年の夏は9月まで延々と日光が降り続き、(雨が降らん!)と、夏日に悩まされ続けてきたところであるが…

 10月に入ると、(よかぞ!この天気…)雨の日が時折り繰り返されるようになってきた。

 

 (よし!島原のサナカさんから貰った野菜苗育苗箱に入った130本!今日の午後には植え付けてしまお!その前に午前中は、柚子胡椒を作くろ!)

 

 と、前日の直売所巡りで仕入れた青柚子1袋100円を5袋と自家菜園から(このぐらいで、よかろ…)と適当に摘み取ってきた青胡椒を合体させ、「柚子胡椒」を作り上げることにした。

 今年度は、柚子をなかなか探し出すことができず(今年は柚子胡椒やめた!)と、柚子胡椒の製造を諦めていたのであるが、ある直売所で売れ残りであろう5袋に入った青柚子を見つけ直感的に手に取り購入してきたもので、諦めていた柚子胡椒の製造に取りかかることにした。

 

 

 写真では柚子の様子がよくわからないが…

 

 

 袋から出してみると…

 (”カサくればっかいそいけん…売れ残っとった、とやろ…)

 カサくれには構わず柚子胡椒製造作業を進めることにした。写真は水洗いした後である。

 

 

 

 柚子の皮剥ぎの道具で…

 長崎の東急ハンズまで出向き買い求めて来たものだが…

 この皮むき作業の行程が難所である。

 途中、もうやめそうになる気分が何度も訪れてくる。

 この日もそうなったが…

 (大根おろしの道具でやれば…どうやろか?)

 

 

 (こりゃよか楽ばい!)

 やる気が滅入る気がしない!楽だから、である。

 作業はグンと効率化してきた。

 

 

 (けっこうな量になったな…)

 量が多い!と思っていたが、何のことはない!フワッとしているから多く見えるだけだ。

 

 

 次は青胡椒の番で、ヘタを包丁で切り落としていたが…

 また考えて…(ハサミで切れば、楽かろう

 やってみれば、作業が全然苦にならない。

 

 青柚子と青胡椒の下処理が完了し、いよいよすり潰しの行程…

 以前は、すり鉢とすりこぎで永遠とすり潰し作業を続けていたが…

 

 

 器械でもって柚子と胡椒を別々にすり潰してしまい、そのすり潰した両者を混ぜ合わせ、再度この機械にかけて粉砕してしまう。

 気が滅入ることなう訳なく難なく仕上がってしまう。

 両者を混ぜ合わせる時に、塩を投入した。

 

 

 柚子胡椒、出来上がった‼

 (胡椒!というヤツが、これだけ大量も…)

 と。思ったが…

 

 

 瓶に詰めたら、さほど多くはなかった。

 が、(これで、これから1年間、安泰ばい‼)

 

 朝食の味噌汁には、かかさずこの柚子胡椒を添加し、満足した朝食をいただいている。

 

 柚子と胡椒で割と簡単に出来上がった。年に一度の作業だ。

 もう次回からは、要領を得たから簡単である。

(ホッとした…)