(ありゃ~!小茄子の苗が枯れだした!)

 2月初旬、満を持して大ナス・小ナスの2種類の種まきを行い、3カ月近くを我が家で苗を育て…

 4月下旬にその苗を畑へ植栽、どうにか元気よく育ってきたが、ここらあたりに来て急にしおれ出し、とうとうその数15本も本格的に枯れてきた。

 

 

 

 写真は、2本の苗が枯れているのが見える。

 

 どうしたものか枯れているのは、小ナスの苗ばかり…植栽苗25本のうち15本も…

 しかし、順調に成長しているヤツは、もう一番花を咲かせている。

 (一番化が咲いたら、脇芽を取らにゃいかん!よし!その摘み取った脇芽で挿し木ならぬ”挿し穂”をしてみよか…)

 

 成長した小ナスの苗に陣取り腰を落ち着け、一番花の下の脇芽をよくよく観察すると…

 (一番花の下の脇芽は2本残し、その下の脇芽を全部摘みとる!と、参考書は言うとったな…その2本以外の脇芽は…3本も4本も出とる!や、ないか…挿し穂がよんのこと出来る!ばい…)

 切り取った脇芽を一時保管するため、バケツに水を入れ、畑へ持参している。

 

 大ナスは8本の苗を植栽しているが、こちらは被害が発生せず全員が健康に育っており、しかし、一番花はあまり咲いていない。

 小ナスは枯れてしまったヤツが多いが、生き残ったヤツは元気旺盛で一番花を多く咲かせている。

 

 結局摘み取った脇芽は、大ナス10本、小ナス40本であった。

 (挿し木も全部が成功する!とは限らん!けん…多か!とは、よかろ…)

 バケツの水の中へ入ったナスの挿し穂を自宅へ持ち帰り、ポットに土を入れ、その土の中に脇芽を突き刺していく。

 

 

 

 左が大ナス10本、右2つで40本の小ナス…の挿し木ならぬ挿し穂。

 

 大ナスの10本は新規植栽分で、小茄子も全部が育てば新規植栽となり、植え場所を確保しなければ…畝を作らなければならない。

 (枯れたところは、その後に植え付ければよか!けど…残りの挿し木の苗は畝を作って植え付けにゃいかん。また、よこれ仕事を作ってしもたばい…)

 

 ナスの挿し穂としてポットの土の中に枝を差し込んだのが11日、それから3日が経過した。

 

  

 

 3日経過後の今朝の写真、ややしおれた感がするが、枯れてはいない。

 

 数年前にも挿し木ならぬナスの”挿し穂”を行った経緯があるが、挿し穂のその後が見えない。

 (その”挿し穂”記憶は、もう、なか!)

 

 このポットで育つナスの挿し穂…

 (今月21に畑へ植栽する予定だが、それまで生きながらえる!ことができるのか…そして、無事畑へ植栽され、実を授けてくれるのか…今度は、このさし穂達の行く末を見届けてゆきたい…)

 そう思っている。