次女が大学の夏休みで帰ってくるというので、温泉に行こうということになった。

観光ができて、車で行ける場所ということで皆生温泉を選んだ。

 

稲佐の浜を目指して、3時間、かなり遠回りをして着いたら晴れ過ぎて暑い。

 

稲佐の浜は、旧暦10月10日に、全国の八百万の神々をお迎えする浜で、浜辺の奥には大国主大神と建御雷之男神が国譲りの交渉をした屏風岩、海岸の南には、国引きの長浜海岸ある。

 

浜には岩がぽつんと一つだけ浜にあって、その上に祠が祭られている。「べんてんさん」と呼ばれる島で、かつては稲佐湾のはるか沖にあったが、近年は砂浜が広がって歩いていけるようになったらしい。

 

この社は明治からは豊玉毘古命が祭られている。豊玉姫とも呼ばれ、天皇家の直系の祖先でもある。夫である火折尊との子供が鸕鶿草葺不合尊。そしてその子供が神武天皇となる。

 

豊玉姫は海神の娘であり、火折尊の間には悲しい物語があるのだが、この辺りはWIKIで読んでみるとよい。出雲では様々な神様が祭られていて、それらを調べてみるのも楽しい。

 

砂をもらって、出雲大社へ。昼になっていたので、昼食に出雲そば一福に行った。幸い、並ばずに済んだので、すぐに食べられた。なかなか腰があっておいしい。次女はそば茶が気に入ったらしくて、買って帰った。

 

 

出雲大社でお参り。友人達の病気回復を祈願した。軽く済むようにとたくさんの神様にお願い。基本的には神社でお願いすることはないのですが、今回は神頼みするしかできることがない・・・。

 

 

島根県立古代出雲歴史博物館によって、ソフトクリームを食べた。お賽銭を忘れていたので稲佐の浜に戻って、夕方まで観光をした。

 

 

ナビを見ると皆生温泉まで結構時間がかかるのをはじめて知って、旅館へ連絡。夕食を頼んでいたので、それまでにいかなければと急いで鳥取へ。皆生温泉街のホテルの周りには観光する所はなかったので夕食前についても問題なかった。


旅館は皆生風雅。古いのか新しいのかコンセプトはわからなかったが、ちゃんと卓球台はあった。到着が遅れたのでできなかったのは残念。部屋のあった5階は3部屋しかなく、そのうち次女と私で2部屋とったから貸し切り気分。

 

 

温泉に入って、夕食会場へ。次女と現状とか将来とかいろいろ話しながらの食事をゆっくり楽しむのは何年ぶりだろうか。

 

鳥取の地酒が好きで、なかなか気持ちよく酔えた。次女と一緒というのもあるのだろう。再び温泉に入ったが、しょっぱい温泉で、体が温まる。途中花火が上がっていたが、建物が邪魔でほとんど見えなかった。

 

風呂から上がって、次女が部屋に来て、部屋に置いてあったオセロを挑んできた。昔は、よくオセロをしたが、なかなか次女は強い。本気でやらないと勝てない。何度も次女に負けていたし、アルコールが入っているのもあって、今回はこれまでの仇を取らせてもらった。