前職の社員旅行では良い思い出がなかった由布院。
バスで移動中に頭痛がひどくなって、薬を飲んで寝た。
その間に食事が始まってしまい、1時間ほどして目が覚めて、宴会場に食べに行くともう何も残っていない。来ないから食べただとか。
お腹がすいたので、何かないかといったのだが、何もない。
幹事も酔って頼りにならず、結局、カップラーメンかなにかを食べた記憶が・・・
頭に来たので、そのまま寝たら、風呂にも入れず旅行が終わった。
その悪夢を払しょくするため、再び由布院へ。
単に由布院に行くのももったいないので、小倉で降りて小倉ラーメンを食べに行った。
友人おすすめのぎょらん亭。
ラーメンにビールの黄金セット。電車旅なので、昼間から飲めるのがいい。
小倉ラーメンというかこのぎょらん亭のラーメンはこってり感が薄いが、その分、味の輪郭がはっきりしている。大好きな味だ。
小倉から大分まで再び電車で移動。
小倉で酒を買い忘れたので、電車で飲めず、大分から由布院の乗り継ぎをよく見ていなかったので、再び酒を買う時間がなかった。
由布院まで禁酒。そのうち寝てしまって、気が付いたら由布院。もっとも楽なパターンだが、もっとももったいない旅をしてしまった。
由布院の駅は初めてだったが、正面に由布岳。標高1,583m、豊後富士とも呼ばれているらしい。
前回の旅行で、どこのホテルに泊まったか覚えていないのだが、今回は秀峰館。由布院駅から歩いて15分くらいのところで、眠気覚ましにはちょうど良い。
素泊まりで14000円くらいだったとおもうが、部屋はお一人様には広すぎ。
還暦ライブで痛めたわき腹を癒す目的もあったので、部屋は広くて困ることはなかった。
さっそく、温泉に入る。
露天風呂の正面には由布岳がなんの邪魔もなく見ることができる。なかなかの壮観だった。お湯も自分には合っていたようで、わき腹の痛さも癒された。
食事は、城戸崎家の食卓に予約をとった。由布院駅の近くで、ホテルから歩いて10分くらいのところにあった。大分の地酒や酒の肴を楽しんだ。一人ゆっくり食べて飲むにはとても良い店だった。
大分の地酒にポテトサラダ
山の中?なのに刺身も旨い
串カツはおいし
から揚げ(甘口たれ)
大分 名物 りゅうきゅう
グルメサイトではお勧めの卵焼き
ただ、毎回思うのだが、お一人様旅行では、たくさんの種類を食べたくても、量的に大変になる。言えば、少なくしてもらえたのだろうか?行きつけの店ならそういうお願いもできるのだが、旅先では言いにくい。
ほろ酔いになって、たらふく食べて、ふらふら歩きながらホテルに帰った。
で、再び温泉。外国人客がたくさん来ていたと思うのだが、温泉ではほとんど会わない。というか、二度とも3人くらいしか入っていない。その分ゆっくりできるので良いけど・・・・
朝も、お風呂。
朝食は頼んでいなかったので、ゆっくり入って、金鱗湖あたりで、朝と昼を一緒に取ることにした。金鱗湖までの道すがら、写真をとりながらぶらぶらあるくと一時間ほどで天祖神社に到着。
目的地は昼食をとるための洋灯舎。天祖神社の近くだったので開店時間まで神社の周辺を散策。周りは中国人や韓国人がほとんどで、日本語が聞こえてこない。
由布院は地理的にも来やすいのかもしれない。
洋灯舎では豊後牛の洋風ステーキ丼を食べた。
これがことのほか美味い。
この日は時間もたっぷりあったので、赤ワインを飲みながらの食事。
目の前には金鱗湖でシチュエーションも良い。
誰かに湯布院で食事のできる店を勧めるならここだなぁとおもう。
食事が終わって、フローラルビレッジの方に5分くらい歩いたところに角打ち屋がある。
ここも友人に勧められた店で、日本酒の利き酒ができる。いろいろ薦めてもらって、気に入った酒を注文。ついでにつまみも。ああ、ここで終わるかもと思いながら、踏みとどまる。いや、帰られなくなる。
フローラルビレッジでお土産を買って、どこにでもある昭和館で時間をつぶしながら、由布院観光を閉めた。
帰りは、電車で博多へ。
新幹線の出発までに博多ラーメンを楽しもうと、博多めん街道にある博多だるまに寄った。約8年ぶりの博多ラーメン。こってり感を楽しむなら博多ラーメンだなと思う。特に、酒で酔っているときはベスト。
一泊二日の旅行は飲んで食べて温泉に入って、由布院を満喫できた。
前回の悪夢は払しょくできたし、また、時間があればお風呂に入りに行きたいと思う。