相席スタート!?
変な見出しですが…笑
診察時間まで談話室にて
コーヒー飲みがてら時間調整に…
室内はまあまあの人数。
ジェントルマンがお一人で
座ってるテーブルに、
相席させてもらうことにしました。
すいません、相席失礼します
と、お声掛け。
ジェントルマンもペコリと
頭を下げて…。
その間、最強の男は飲み物買いに。
そのジェントルマン…
首から下げたネームホルダーを
私の眼の前にヒョイと…
私は声が出ません。
名前はAです
と、自己紹介メッセージが。
あ!そうなんですね…
私はやちよです、ヨロシク
と返事をして…
速攻にジェントルマン
ノートにサラサラ
二年前に手術で声を失いました
と首に管の様な穴を見せてくれました。
それから、
住んでいるところ、年齢(79歳)、お一人暮しで、病後どのようなご苦労されて、工夫しながら生活しているか等を筆談でお話し聞きました。
手術するにあたって口の下からメスをいれて広げて顎を削ったようなので、飲食が困ったといってました。
普通にペットボトルやストローで飲むことは出来ない(入院時に使う水飲みが一番だと)
口元の表情は作れないとか。
でも…Aさん、目ヂカラがスゴイんです。表情豊かというか…
そして、目が微笑んでる
目は心の窓とは言ったものです
これも病後を乗り越える工夫なんでしょうね。
終始、笑顔でお話をして
私が診察時間が来たので
先に退席することに…。
楽しかったです。
私もです、ありがとうございました。また、お会いできると良いですね〜
すると、Aさん、ネームホルダーをバーンと、私の目の前に
ありがとうございます!…A
と、いうメッセージが
そう、ネームホルダーには
表には「声が出ません」
裏には「ありがとうございます」
が書かれていた
Aさんにとって、この2つは必ず使うもので、筆談では間に合わない、
すぐに伝えたい気持ち、
大切な言葉なんだろうな…
はぁ…生活の知恵…
Aさんの筆談ノート
分厚くて、年季が入って…
あの厚みがAさんの人との
繋がりの厚みなんだなぁ…と。
なんかね…
背筋がしゃんと
伸びる気持ちになったね
今週のふくしたさん
しびれるょお〜
今日も読んで頂きありがとうございました