刑事事件の被害にあったら民事裁判で復讐を | 家賃減額の決定版

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ここで一休みして、裁判という制度をもっと活用したらどうか、ということを少しお話します。


このブログの、昨日のアクセス数は3人です。とうていこのブログが、なんらかの社会の支持を得られているとはいえない状態、というより読む人がいないに等しい状態なので、先を急ぐ必要も無いと思います。


先日、京都の亀岡で、通学の列に無免許運転の車が突っ込んで、二人(胎児も入れれば3人)殺す、という事件がありました。


遺族の方が「死んで償って欲しい」と思うのは当然ですが、刑事事件としては運転者が最高刑で7年、同乗者なんて刑務所に入るかどうかも怪しいという結果に終わるでしょう。


ニュースでいろいろな事件を見るにつけ、「刑事事件の処罰って虚しいなあ」と私は思います。交通事件の時は得にそうです。


被害者になった場合、民事で訴えることによって、刑事よりもずっと、「一生続く罰」を与えることができるのではないかと、私は思います。刑事罰なんて、人権に配慮された刑務所入って、健康にいい食事と規則正しい生活、たいしたことのない仕事をすればいいだけで、何の罪も無いひとを惨殺しても数年入っているだけ、下手したら入る前よりずっとマシな生活ができて「更正して」幸せに生きられるようになって出られます。


正直、被害者にとって、バカバカしい話でしかないのではないでしょうか。犯罪者が更正するということは、その人殺しがまっとうに幸せな人生を送れるカラダになって出てくるということです。「罪の無い人を惨殺したおかげで今の僕があるんだ」「本当にやって良かった」だったら「犯罪ってやらなきゃ損」というのが「更正」ということではないでしょうか。


犯罪者に、まともに復讐をしたいなら、民事しかないと私は思います。


よく、「死んだ人に値段をつけるみたいでイヤだ」ということが言われますが、それは間違いです。


それは、相手がそのカネをラクに払えるばあいで、相手がとうていその額を払えないとすれば、払えないでいるうちに利子もつくし、一生被害者への債務に縛り付けることができます。


やっとなら払える、という場合には、払われた時点で相手の人生への権利が無くなってしまうのが残念ですが、とにかく一文無しにすることはできます。


数年間、刑務所に入っていればそれでチャラだもんね、の刑事罰より、ずっと意味のある刑罰になるのではないでしょうか。


亀岡の事件では、加害者が未成年なので、親に監督責任を問うことになりますが、それだって、少なくとも刑事罰よりは、復讐になるのではないでしょうか。