中検準一級対策(本番編) | 中国語と海外ドラマの日記

中検準一級対策(本番編)

この前の勉強編の続きで試験編です。


本番の試験で気を付けたこと、中検に特化した対策などを書いていきたいと思います。
問題の傾向は、変化していくと思うで、参考にはせず、軽く読みとばしてくださいねーにひひ



【リスニング編】


1.内容把握問題(配点50点)

長文が2題、書く長文ごとに設問選択5題ずつ。

試験の一番始めなので多少緊張してます。


本文は2回流れるので、
本文1回目はリラーックスして聞いてください。
分かったらラッキーくらいな気持ちで。

昼寝でもするくらいな気持ちでゴロゴロ

(そりゃダメだろ)

私は聞くのに集中するため基本メモはとりません。
メモ書いているうちに音声進んでだいじなところ聞き逃したくないので。


ただ、数字や、言葉の羅列など、問題に出てきそうで、記憶だけではまかなえないものだけメモします。

準1級は、数字の出し方もちょっとひねっていて、
たとえば統計の文章勝手に作ると、


「北京、上海、広州、大連、成都で調査した結果、将来、就職した後独立起業を考えている学生は、それぞれ62%、53%、40%、35%、28%である」、


のようにでてくるので、都市と数字の間にいろいろ入ってるのが厄介。北京が62%、上海が53%・・・といういい方だったら聞きやすいのだけどね。なのでこの場合、都市の頭文字を先に書いておいて(ぺ 上 広 だ せい)その後ろに数字を入れておく。「ぺ62 上53、広40、だ35 せい28」とメモします。


そして、1回目の設問と選択肢。
一番肝心なのはココです。
ここは、ぜったいに聞き逃してはいけない!!


1回目で全部答えられなくても気にしない。
ここの設問と選択肢は、2回目に聞く本文の内容理解のヒントにするため、
メモをとってもいい。


設問五問目は、本文の内容に合うもの(相符)合わないもの(不相符)が問われるので、良く聞くこと。
この設問の答えは特に、2回目本文が流れたら、設問と選択肢の関わる部分が出てくるのを集中して聞く。


2.ディクテーション(配点50点)

3分程度の長文を聞き、抜粋された5つの文の書きとり

全部で4回音声が流れる。


1回目と4回目は普通の早さで全文が、2回目と3回目は書きとる部分のみゆっくり流れる。


1回目はメモは取らず、全体の大意がわかればよい。


2回目、3回目で解答用紙に直接書く。

最近の試験は、このゆっくりスピードが速くなってきている。


私は、字を書くのが早い(汚い)方だと思うけど、音声がどんどん先に進んでしまう。
1文を聞いて覚えておく暗記力も試されてる気がする。

一つの漢字にとらわれていると、本来書けるはずの部分も書けなくなってしまうので、
聞いて瞬時に書けないものは、潔く捨てる。


4回目は、書いたものの確認。

意外と抜け落ちているものがあるかも。


リスニングには強いメンタルが必要だと思う。

普段から打たれ強い性格になっておこう!

会社でのミスなんて気にしない!

(そりゃダメだろ)


知らないものはいくら考えても出てこないので、その単語は潔くあきらめる。
小さなことにくよくよしていると、次の問題までも失ってしまう。
気持ちの切り替えが大事。


満点ではなく75点を目指す試験なので、
できない部分があって当然という気持ちで臨んだ方がいい。


そうは言ってもなかなかねーため息 ハァー・・・。



【筆記編】


1.長文読解(配点20点)


筆記の中で、一番の難関。


10問の設問は、文法や語彙、内容把握、ピンインなどバラエティに富み、
対策は難しい。普段の知識で乗り切るしかない。


ただ、過去問に比べて、年々易しくなっている気がするので、本文は時間をかけて読み取ろう。

あとは副詞や接続詞、慣用的な構文は必ず1問は出ており、事前に準備できるものなので、完全に覚えておく。

ピンイン問題は、あまりに毎回間違うので、一番これはないだろうと言うのを選択することにした。意外と合ってたりする。


たとえば、彬彬有礼の選択肢にshanshanyouliやlinlinyouliなどあったが、どれも彬の字から連想される杉や林からのひっかけだろうとbinbinyouliにしたり。

まさか彬彬がbinbinとはねにやり


2.語彙(配点20点)

文章の空欄を埋める慣用句や成語を選ぶ問題。


選択肢の意味をしらないとしょうがないので、

慣用句はキクタンなどで一通り覚えておきたいチェック


成語は数が多すぎるので、私は特に対策しなかった。

成語を1語1語バラバラにして、その意味を類推るするしかない。

でもこれが以外と当たるかも。


3.語彙(配点16点)

筆記の中ではおそらく一番簡単な部分なので、点が稼げる。


文章の中で、成語や慣用句などに下線が引かれていて、その意味を選択肢から選ぶもの。

もしそのものの意味を知らなくても、文脈からどれを選ぶべきか想像がつく。
知らない、とあきらめずに粘ろうしつこい


4.長文(中日訳&ピンイン漢字変換問題)(配点24点)


まず、長文内のピンインを漢字に変換する問題、むずかしくないですかー?


24年11月の試験では、なぜか簡単だった(”安全感”と”意味着”)ので書けたけど、
それ以外の回は全滅が多い。


この配点は4点だから、取れたらラッキーぐらいなかんじにしといた。
25年3月は、”跨入”が書けなくて、 ”言如其人”はできた。


次に中日訳。


私、翻訳のスクールも受講してたし、一番得意でもいいはずなのに、
一番足を引っ張ってた汗


唯一言えることは、多少不自然であっても、すべての日本語に対応した訳をすること。
この接続詞、省略した方が自然だな~、といったものもすべて書く方が無難。




5.日中訳(配点20点)


私の過去4回の成績は、
4点→8点→12点→17点
とだんだん上がってきた。


つまり、対策をとれば点がとれる問題だと思う。
私は過去問中心に傾向と対策たてました。


それにしても4点て、ひどすぎるわ・・・しょぼん


ここも4の中日訳と同様、課題文の日本語をあますとこなく、対になるように訳す。

今まで覚えてきた構文や語彙を総動員する。


そして、ここでポイントは何か出題者の意図を読む。
ふさわしい構文、言い回し、成語など、出題者が使ってほしそうなものを使う。

今回は、应有尽有や半途而废などの成語が書けたのが自分としては満足。

成語はあえて勉強しなかったけど、何度もでてくるのは覚えたいなあ。



あと昔は、漢字が書けないとか超基礎的な間違いも多かった。
日本の漢字を書いちゃってた。


たとえば、変、鼻、忍、官、叫、圧、勇、冒、天、突、所、着、考、浅などなど要注意漢字まだたくさんある。


簡体字と日本の漢字の違いを把握してなかった。

新しい漢字習った時に特に言われなかった気がする・・・。
注意力が足りなかったな~。




以上、小手先のテクニック、とも呼べないようなものですが・・・

というか筆記ほとんど感!?
こんなのとっくに知ってるよ!というかたがいたらスミマセン、軽くスルーであせる